見出し画像

冬は魚が美味しくなる季節ですね。
自他ともに認める海鮮好きが、冬の味覚5選を独断で決めてみました!

海外旅行へ行けない今、日本の冬の味覚を楽しんでください。

氷見の寒ブリ

冬の味覚の筆頭で、必ず「寒ブリツアー」と銘打つ商品が出てきます。
それほど氷見ブランドは人気があるということですね。
寒ブリは富山県氷見市の特産で、11~1月くらいに氷見寒ブリ宣言が出されます。
宣言は冬のブリが捕れたときに出されるのではなく、氷見の判定委員会が審査して、近海のブリが基準に達したときにはじめて出されます。
その3つの条件とは!
・氷見近海で水揚げされたブリであること
・氷見漁港で競りにかけられたブリであること
・しっかり成長した6㎏以上のブリであること

11~1月は一番脂がのっておいしくなります。
1尾に1枚、氷見漁港で競られたことを証明する販売証明書を発行し、統一の青箱に入れて全国に出荷されます。
全国に出荷されますが、ぜひ富山で食べていただきたい冬のブリです。


広島のかき

現在かきの出荷量は広島が日本一とのことです。
殻は小さいけれども、実は大きくてプリっとしていて濃厚な味わいであることが特徴です。それは広島湾の地形が島や岬に囲まれているので、波が穏やかでカキの生育に絶好の環境だからです。
塩分濃度もちょうどよく濃厚な味わいが出ます。
1~2月がベストシーズン、うまみ成分のグリコーゲンが一番蓄えられている時期で、広島では牡蠣祭りが開催されます。
旅館やレストランで牡蠣料理を楽しめるのはもちろん、かき小屋、かき船、牡蠣食べ歩きなど、自分で焼いたりテイクアウトしたりして楽しめるお店もたくさんあります。

壱岐のウニ

長崎県壱岐の島で獲れるウニはおもに3種類、ムラサキウニとガゼウニ、幻のウニと呼ばれる赤ウニがあります。
ウニは海底のワカメやもずくを食べて育ちます。
柔らかくてくせの少ない甘みが特徴で、特に赤ウニは雑味が少なく濃厚な甘みが口の中に広がり、ウニ本来の旨味を存分に楽しめます。
もしどれか1種類を食べるならぜひ赤ウニを、でも長崎へ行ったらぜひ3種類制覇して食べ比べてみてください。

石巻の金華さば

金華さば宮城県の石巻周辺で水揚げされます。
石巻魚市場では、「金華さば」の定義を「南三陸金華山周辺海域で定置網、一本釣、巻き網によって漁獲された高鮮度で脂のり抜群の大型マサバ」としています。 サイズ等の厳密な制約はありませんが、大体500g以上で「大型」とされ、脂肪率は15%以上というのが一応の目安になっているそうです。
厳選された金華さばは、旬はたいへん脂がのって身がしまっていて、サイズが大きく、旨味があるにもかかわらず後味がすっきりしているのが特徴です。
醤油をはじく油の含有量は見ていて垂涎ものです。
一般的にひかりものや青魚は苦手な人が多いですが、なぜか金貨さばは食べれるという人もいるほど。
しめさば、塩焼きにするのが一番おいしい食べ方です。


愛知県知多半島日間賀島のタコ

日間賀島は三河湾に囲まれていて、木曽三川や矢作川など淡水が交わる場所に位置するため良質なプランクトンを食べて育ち、濃厚な旨味が凝縮されています。
熱を加えても硬くならないのが特徴で甘みが強く、凍らすとさらに甘みが増すと言われています。
海鮮はとれたてがおいしく、冷凍すると旨味が落ちると言われますが、日間賀島のタコに関しては1回凍らせて、解凍したほうがさらに旨味と香が強くなります。
タコは「多い幸せ 多幸タコ」と表現することもあり、幸せを運ぶ食材と言われています。
同じく日間賀島近海で捕れるふぐは「福をもたらすふぐ」と言われ、タコともに愛されている日間賀島の名物です。ぜひ日間賀島のタコとふぐを食べてみてください。タコは冬だけでなく、1年中食べられる食材です。
2月いっぱいはあいち旅eマネーキャンペーンをやっているのでこの時期にぜひどうぞ。

2021年12月、「クロマグロの漁獲枠引き上げ決定」という嬉しいニュースがありました。
太平洋クロマグロの資源は回復傾向にあるとして、日本近海を含めた中西部太平洋での大型のクロマグロの漁獲枠を15%増やすことで正式に合意されました。もしかしたら来年から日本人が大好きなマグロが安く市場に出回るかもしれません。海に囲まれた日本で新鮮な魚介を食べられることはとても幸せです。
さんまが激減という悲しいニュースもありますが、いつか地球温暖化が改善され、庶民の味方であるさんまが戻ってくるよう大切な環境を守っていきたいですね。

皆さんもこんな魚がおすすめというものがあれば教えてください。

冬の味覚

noteバナー httpswww.jstgroup.comindex-2.html

メルマガhttpsm.bmb.jpbmpftf.phpid=jst0203&task=regist


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?