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第8回全国学生演劇祭 インタビューシリーズvol.4

昨年の第8回全国学生演劇祭を振り返るインタビューシリーズ。
今回は、四国学生演劇祭推薦の推薦団体“ぽやぽやバケーション”で作・演出をつとめた下窪さんへのインタビュー記事です。

四国:ぽやぽやバケーション(下窪摩耶さん)


Q1.なぜ学生演劇祭に参加しようと思ったのでしょうか?

コロナで部活動などが制限されていた過去があり、少しでも発表の場が欲しかったからです。

Q2.立ち上げてからどれくらいの団体?

1年に満たないくらいです。学生演劇祭にでるために集まったチームメンバーという感じです。

Q3.学生演劇の抱えている課題は?

私たちは地方の学生なので、演劇をやっている、演劇に興味がある若手が少ないことかなと感じてます。あとは技術的な面だと思います。

Q4.学生劇団の可能性について思うところを教えてください。

演劇に時間をたくさんかけられるところですかね。あとは、基本的に同じ年代が集まるのでトップダウンではなく、お互いに意見し合いながら作品をよりよくできる環境が作れるところだと思います。

Q5.卒業後、演劇とどう関わっていこうとしていますか?

脚本や演出、音響・照明に興味が出てきたので、自分で作品を書いて投稿したり、愛媛だけでなく色んな場所の演劇を観たいです。面白い作品や興味深い作品を創るために、視野を広げたいです。今までは役者として舞台を創りあげる1要素でしたが、0から作品を創り上げるセンスがほしいです。

Q6.演劇というメディアを通じて、やりたいことや実現したいことは?

正直、これだ!って言える明確な答えはないです…。ただ、感情や疑問・思考の共有を肌や感覚で興味深く伝達できたらと思いながら作品を創ることが多いです。今はできてないですが、人間って面白いと思える魅力的な人物を舞台上に描きだしたいです。

Q7.自分自身が注目している(影響を受けた)アーティスト、演劇団体を教えてください。

この人だっていうのはあまりないです!ただ今までに出会った部活の顧問や先輩に影響を受けていると思います。好きだけでいえば、本谷有希子さんの作品が好きです。また、今回の作品は福谷圭祐さんの『悪い癖』を少しだけイメージしながら脚本を書きました。

Q8.今後の学生演劇祭に期待することは?

開催され続けることです。学生にとって、作品を発表できる場や同世代から刺激を受けられる場があることは心強いと思います。また、このようなインタビューのように、どうやって作品を創っているのかやどう工夫してるのかを知れる機会があることを期待します。

ぽやぽやバケーション「巡り、めぐりて」


※2023年3月にインタビューを実施した記事です。


編集・インタビュー:渋革まろん

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