見出し画像

関野塾 塾長インタビュー

みなさんこんにちは!
先日関東も梅雨入りをし、外に出るたびに雨🌧が降ってきます。おーすがです。

\社内勉強会の「関野塾」について塾長である関野さんのインタビュー記事をお届けいたします/

外資系IT企業出身でありエンジニア歴30年以上(!)の関野さんが開催している、関野塾の内容についてインタビューしました!

関野塾 塾長インタビュー

ーーー本日はお時間をいただいて、ありがとうございます。

Sekino_いえ、こちらこそブログで取り上げていただけて嬉しいです。

Osuga_面接や面談で候補者の方々から『関野塾ってなんですか?』『詳細教えて欲しいです』とよく質問をいただいていて、『関野塾があるから入社したい』と入社の決め手にもなるくらい人気なので、もっともっと発信していきたいです!

ーーーそもそもですが、関野塾ってどうして始めたんですか?

Sekino_CCNAは取得したけど、"実務経験が無いのでなんだか良くわからない"という方が多いと感じたことがきっかけです。
詰め込みの勉強(単純記憶)はもって3ヶ月くらいかな?すぐ忘れますよね
関野塾では一生忘れない腹落ちした技術を身に付けてもらうためにやっています。
あと、私自身が人に教えることが好きというのもひとつの理由ですね(笑)

Osuga_確かに手を動かしていないと細かな事など忘れてしまいます。。この勉強会に参加すれば、記憶に頼らないスキルを習得できるということですね!

ーーー参加する人に制限はありますか?

Sekino_基本的にはJSTに入社して、入社時研修でCCNAを取得した方を対象にしています。
ただし、入社研修がLPICの方、つまりCCNAを持っていない方でももちろん参加可能です。
CCNAを取得していない方はネットワークの基礎を勉強していない分、基礎的な自己学習も合わせてやっていただく必要があり大変ではありますが、独学で全てのカリキュラムをやるよりももっとスムーズにCCNAレベル以上の知識をつけられると思います。

Osuga_対象者がCCNA取得の方だけでなく、CCNAを持っていない方も対象に含まれ受講が出来るのは参加者にとって嬉しいところですね(*'▽')

ーーー開催頻度を教えてください!

Sekino_現在は月に2回、平日コースと日曜日コースがあります。
時間は10:00〜18:00です。
1月から6月までの上期コースと7月から12月の下期コースがありまして、それぞれ6回の授業で全てのNW基礎カリキュラムが完了します。
6回の授業のうち1回目、3回目はWEBでおこないますが、それ以外は会社に来ていただいて実機を使った講習会になっています。
以前は週に1回夜に1時間半コースもやりましたが、このやり方ではなかなか記憶に定着しないため効率が悪いと判断し、現在は終日コースのみとしています。
『1日中って長くない?』と思う方もいると思いますが、関野塾は構築の課題もあって真剣にやりますのであっという間に1日が終わります。
また、参加している時間は勤務時間に含まれますよ!

Osuga_コースの改良など、より良い環境への改善をしっかりとられていますし、社内研修が勤務時間に含まれるのもジュニアエンジニアにとってありがたいですね!

ーーー全6回の研修内容を簡単に教えてください。

Sekino_では簡単にお伝えしますね。

1回目
ネットワーク基礎(ネットワーク通信概念の理解、IPアドレス、L2スイッチとルーター、VLAN、VLAN間ルーティング、スタティックルーティング、DHCP)講義とパケットトレーサーを使った実習

2回目
前回学習した内容を盛り込んだ、実機を使ったネットワーク構築
この実機演習で、TeraTermの使い方や、自分のPCのIPアドレスの変更の仕方なども学習します。

3回目
ネットワーク基礎編の続き(ダイナミックルーティング、NAT、ACL、HSRP)講義とパケットトレーサーを使った実習

4回目
前回学習した内容を盛り込んだ、実機を使ったネットワーク構築
この実機演習で、実際の現場でよく使う設定や、ネットワーク構築案件で使うログの取得方法なども学習します。

5回目
無線LAN技術とジェイズの商材であるラッカスワイヤレスという無線LAN機器を使ってアクセスポイントを設定

6回目
最終的にはCiscoのネットワーク機器とラッカスのアクセスポイントやコントローラーを組み合わせた中小企業レベルの有線LANおよび無線LANネットワークの構築を経験出来ます。

優しく関野塾について教えてくれる関野さん

全ての内容をやっておけば、ネットワークの構築案件に参加したとしても、ある程度スムーズにお手伝いが出来るレベルになれると思います。
もちろん内容の理解度合いには個人差はありますので予習復習はしっかりやっていただく必要があります。

Osuga_早期に上流工程を経験したいと考えている社員は参加必須の内容ですね!

ーーーどうやって教えてもらえるんですか?

Sekino_その問い合わせ、多いです(笑)
マスタリングTCP/IPなどの解説本を頭から読んで理解できる人って少ないんですよね。そもそも最後まで読める人って相当優秀な人というか。
人間、そのような集中力を持っていないと言うのが私の持論です。私も読めません。(笑)
じゃあどうするか?答えは「それをよくわかっている人に教えてもらう」これが1番楽です。
さらに、教えてもらってなんとなく理解したらすぐ実機を使ってネットワークを構築してみる事です。構築してその動きを見る事で座学で勉強した事が「あー、そう言う事なんだ」と腹落ちしてくるのです。みんなそうなんです。

Osuga_教えてもらえる環境があるって本当にありがたいことです。
また、教えてもらったら自分でも体験してみる、行動に起こすことが大切ですよね('ω')

ーーーみんなそうと言われて少し安心しましたが難しそうです。。楽しさはありますか?

Sekino_ネットワーク構築のあと、必ずやるのがpingというツールを使っての疎通確認なのですが、この疎通が取れるとちょっと嬉しいのです。(笑)
仕事の面白さってなんでしょう?楽しい人達とワイワイやる事も楽しいのでしょうが、最初は難しくてわからなかった技術を理解出来た時の楽しさ、自分でネットワークやサーバーを構築して完成した時の満足感はインフラエンジニアならでは仕事の楽しさだと思っています。

Osuga_少しモノづくりに近い感覚があるんですね。自分ができることが増えると、やりがいを感じて仕事も楽しくなりそうです!✨
ありがとうございました!

最後に

いかがでしたでしょうか。『関野塾』について関野さんがどんな思いで勉強会を開いているのかインタビューをお届けしました。
この記事を読んで興味を持っていただいた方は入社後関野塾で一緒に学びましょう(^O^)/

それではまた次回もよろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?