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第11回スポーツ振興賞の授賞式を執り行いました!

8月2日(水)東京ビッグサイトで行われたスポーツ健康産業の総合展示会「SPORTEC2023」内において、第11回スポーツ振興賞の授賞式を執り行いました。

展示会場内には、受賞団体を紹介するパネル展示ブースもありました

スポーツ振興賞は、(公社)スポーツ健康産業団体連合会と共催でスポーツ や障がい者スポーツを通じて健康づくりをし、ツーリズムや産業振興、地域振興(まちづくり)に大きく貢献した団体 、企業等を顕彰するとして、今年で11回を迎えます。

大賞を含めた全7賞に対して今年度は、全国から20件の応募がありました。
受賞作品は次の通りです。

プレゼンターと受賞者の皆さん

★スポーツ振興大賞
CYCLE ADVENTURE Fest. in Minami Alps
応募者:やまなしスポーツエンジン(山梨県甲府市)

○スポーツ庁長官賞
参加ランナーと協賛企業を森林保全活動に巻き込み,開催地域の関係人口にするトレイルラン大会
応募者:FORESTRAIL HIRUZEN-SHINJO2022 supported by GREENable 実行委員会(岡山県岡山市)

○観光庁長官賞
広島湾岸 TRAILRUN 2022
応募者:広島湾岸 TRAILRUN 実行委員会(広島県広島市)

○経済産業省 商務・サービス審議官賞
島民と鉄人たちが島を熱くするトライアスロン中島大会
応募者:トライアスロン中島大会実行委員会(愛媛県松山市)

○日本商工会議所奨励賞
東京ヴェルディ障がい者スポーツ体験教室
応募者:東京ヴェルディ株式会社(東京都稲城市)

○一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構会長賞
弓道をもっと多くの方に。世界に。ボーダレスな弓道の入り口。
応募者:弓と禅 You Me and Zen(東京都北区)

○公益社団法人スポーツ健康産業団体連合会会長賞
いつの世もまでも末永くConnecting to the future ISHIGAKI TRIATHLON
応募者:石垣島トライアスロン大会(事務局)(沖縄県石垣市)

受賞団体の取組や授賞理由を一部ご紹介
スポーツ振興大賞「CYCLE ADVENTURE Fest. in Minami-Alps」

大賞を受賞された”やまなしスポーツエンジン”は、山梨県による地域スポーツコミッション組織で、『自然を生かしたアウトドアスポーツアクティビティを「山梨」で』をコンセプトに、県内の豊かな自然や観光資源を活用したアウトドアスポーツアクティビティの開発や、スポーツツーリズムの推進、スポーツと他産業との連携による新たなサービスの創出に取り組んでいます。

大賞を受賞した”やまなしスポーツエンジン”による発表

今回受賞された「CYCLE ADVENTURE Fest. in Minami-Alps」は、県が管理する南アルプススーパー林道(普段は一般車両通行止めの林道)を活用した急峻なコースと南アルプスの山々を望むサイクリングを楽しみながら、地元の食材を使った食や、自然を体感するアクティビティが一体となったサイクリング&アウトドアのフェスティバル型のイベントです。

南アルプスという特別な自然資源の中で人や地域との繋がりを自転車やアウトドア・アクティビティを通じて生み出すことを目的とした活動で、競技イベントではなく電動アシスト付き自転車等を使い、こどもから高齢者まで「非日常」としての自然に親しむために、参加しやすい仕組みを提供している点が高く評価され、また市民が身近にあるスポーツ資源に気づく機会になると同時に、環境保全への取り組みと地域内外の交流の場の創出など、メッセージ性と新しい価値創造が見られる点も評価されました。

一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構会長賞
「弓道をもっと多くの方に。世界に。ボーダレスな弓道の入り口。」

”弓と禅 You Me and Zen”は、日本国内外の弓道を始めたい、続けたい、再開したい方に稽古の場や情報の提供、弓具の寄付を行うほか、ライフステージの変化をきっかけに離れてしまう方、大人になって始めたくてもどうすればよいかわからない方にも、毎月稽古会を開催し、経験年数、年齢、ジェンダー、国籍、言語を問わずに参加者の受け入れを行ってる団体です。

弓と禅を主宰するお二人とJSTA会長

また、英語での指導にも対応し、5 年間の参加者約2,000人 (26 か国)の内、外国人参加者は全体の約25%に及び、海外弓道会のセミナーに通訳、指導サポートとしての参加や、海外弓道会への弓具の寄付を行うなど、世界中の団体と連携した活動もしています。

受賞理由は、弓道という日本の文化である武道の敷居を低く、多くの方が気軽に参加できる仕組みづくりは素晴らしく、在日外国人をはじめとした外国人へ向けた発信をしている点においても、これから海外から日本への観光客が増えていく中で、日本の魅力を発信することの可能性に繋がることが評価されました。

スポーツによる健康づくり、ツーリズムや産業振興、地域振興(まちづくり)に資する取組みやイベントなどを主催する方は、是非、来年は積極的にご応募ください。

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