見出し画像

11/4(日)食料備蓄願望

今日は日曜日なので休み。この日記をつけ始めて3度目の日曜日だ。
いつも通り午前中に起きて、いつも通りペペロンチーノを作った。
タマネギを剥くのが面倒だったので今日の具材はダイコンとソーセージだけになった。それにしてもこのソーセージとても安かったよな、と思って袋をよく見ると、豚肉ではなく鶏肉のソーセージだということが書いてあった。そういうのもあるのか。
 3日連続で同じ朝食を食べているのだけれど不思議と飽きはこない。本当はトマト缶を用意してトマトパスタにしたり、牛乳や生クリームを使ってクリームパスタを作ったりもできるのだけれど、さすがにそこまでしようとするとお金がかかりすぎるので今は自粛している。
 これを書いているのは16時42分で、このあと日が沈んだらスーパーに買い物に行こうと思っている。お金が無くなる前にお米を買っておきたいのだ。
 今考えているのは、起きてからのルーティンワークとして毎朝米を3合炊くようにして、余ったご飯をラップで包んでどんどん冷凍庫にストックしていくというプランだ。これができれば、不意にお腹が空いた時や自炊が面倒な時でもすぐにご飯にありつくことができる。
 などと、自分で書いていても「それ別に普通の事じゃねえか」と思ってしまうようなプランだが、外出が難しいひきこもりにとっては安定した食料確保は重要な問題であるし、お金も無い僕は「節約しつつ」それを行う必要があるのでけっこう難易度が高いテーマであることも間違いない。
 そもそも僕はひきこもる前から食料品の買い出しについて「できるだけ日持ちするものをたくさん買って、できるだけ長い間買い物に行かなくて済むようにする」という方針だった。毎日外出の帰りにスーパーに寄ってその日食べるものを買うというよりは、週末にまとめて必要なものを買い込んで備蓄するというアメリカ的スタイル(イメージだけで言っています)の方が性に合っているのだ。僕の場合は近所にスーパーがあるけれど、家の近くにスーパーが無い人はおそらく僕と同じような調達の仕方をしているのだと思う。
 作る料理についても同じで、僕は「大きなナベにとにかく大量に何かを作って、何日もかけてそれを食べ続ける」というのが好きだ。先日のシチューのように大鍋に食料がたくさんある状態だとすごく安心するし、リラックスして生活ができる。しかしその安心感からどんどん食べてしまい、すぐに食べきってしまうということもよくやってしまう。
 あとは、缶詰やレトルト食品などの日持ちする加工食品が家に揃えばさらに安心だ。これはひきこもるにあたってもそうだし、自然災害への備えとしても有効なのでぜひ実現したいのだけれど、缶詰類は価格が高いものが多いので今の僕には難しい。
 ここまで読んで「この人は何をそんなに食べ物の心配ばかりしておるのだ?食べ物に困るような育ち方をしたのかな?」と思う人もいるかもしれないが、別にそういうわけでもない。僕としては「心配」というよりは「備蓄して充実させたい」という気持ちが強いのだ。読書好きな人が「色々な本に囲まれて生活したい」と思うように、僕は色々な食料に囲まれて日々生活したいのだ。ただ、本とは違って食料は腐ってしまうし、あいにく食べれば無くなってしまうので、それが難しいところだ。

そんな事を書いていたら、突然玄関のチャイムが鳴った。
チャイムの音と共に僕の心臓は一瞬で縮みあがり、反射的にイヤホンを外して息を潜めた。すぐに外から僕の名前を呼ぶ声がした。母だと分かり、胸をなでおろして玄関へ向かった。
 夕方にも関わらず寝起きのような恰好をしている僕を見て、母はきちんと朝起きて夜寝ているか、ということを尋ねた。僕は大丈夫だということと、ネットで記事を書くアルバイトを始めていて、まだ稼ぎは少ないけれど順調だと伝えた。最近規則正しい生活ができているのは本当だったので、嘘をつかずに済んで良かった。
 それからいつもと同じように、母は何かあったらいつでも実家に来るように、というようなことを言ってまた僕に1万円札を1枚渡して去っていった。

本当にありがたい。これで当座の食料については心配しなくて済みそうだ。
そして、親に少しでも快方に向かっているということを伝えることができたのは良かった。あとは少しづつ自分で稼ぐお金を増やしていって、親に頼らず自立して生活できるようにする。その後、今までの借りを少しづつ返して行く。今は元気な両親だが、「したいときには親はなし」という事態は避けたいので、のんびりもしていられない。なんとか僕がこの借りを返しきる時までは元気でいてほしいと、心から思う。

少し予定より遅れてしまったが、そろそろ買い物に行ってくることにする。
米は何キロ買ったらよいだろうか・・・。

こんな生活なのでサポートして頂けると少額でもとても大きな助けになります。もしこのノートを気に入っていただけたら、ぜひよろしくお願いします。羊肉