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心が押しつぶされそうだから個展をやらなきゃと思った話

こんばんわ。SILK/micahのSILKです。
このnoteは micah との共著で本年3月に開催する個展『UNTITLED』のこととかちょっとした裏話とかつらつらと語るノートです。

今回はやっぱり書くことにした開催を決めた理由について、僕SILKから語らせていただきます。

前に書いたnoteにて、開催するかどうか散々迷ったという話、そして開催する理由のもう1つについては書かない、と言っておきながらやっぱり書きたいなと書くことにしました。

開催を決めた本当の理由

私たちは2年前コロナ禍になった時
活動を大きく変えました

写真展は本当に出るべきものに出場を絞り込んで
撮影は全国駆け巡るのをやめて近場で新しい発見を探すようになりました

この個展は
大変な時代が終わってから
またみんなで安心して集まれる時代が戻ってきたら
その期間の集大成として
大きな個展をやろうという思いでした

しかし
2年待って
平和だと信じてた2年後は
未だ感染収まらず、戦争まで起きてしまいました

開催を決めた最大の理由は
”最大限の感染対策をして行います”という月並みなものではありません
それは開催するなら”アタリマエのこと”なので。

開催を決めた最大の理由は
今この時代
またあしたがあるとは限らないから。

美しい街並みが
瓦礫と化していくのを目の当たりにして
改めて気付かされたことでした

どうなるかわからない世の中
僕だって micahだって
明日ここに存在してるとも限らないのです

僕らがいつも行くあの海岸
今の活動の原点となったあの島
訪れるたび新しい出会いのあるあの場所

また明日にでも会えると思っている
僕らが撮ってきた美しい光景たちだって
突然逢えなくなるかもしれないのです

だから
この美しい世界をもっとずっと残したくて
できる時、思ったタイミングでしなければと
開催を決定しました


私たちは崇高な思想家ではありません
pray for peaceと声高に叫んでも
無力なのも知っています

私達にできる
今しかできないこと

これから先は
もっと平和になると願って
今ここに
私たちの美しいを
言葉のつけられない美しいを
皆様の記憶に届けられたのなら
開催の意義があると思っています

近い未来
あんなこと言ってたけど
やっぱこの個展
あとでやれば良かったじゃんと
笑って言える未来を願って

ぜひ
皆様の記憶に
私達の美しいを焼き付けに
きてください


SILK / micah

pray for peace (photoshop) ※展示作品ではありません


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UNTITLED
SILK / micah PhotoExihibition
2022.3.17(木)-2022.3.20(日)
open 11:00 - 19:00 (3.17 13:00-19:00)
Gallary White Cube Nagoya
〒460-0002 
名古屋市中区丸の内2-15-28
ビッグベン丸の内4階
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