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タイトルの意味


こんばんは、SILK/micahのmicahです。
2022.3月に開催する個展『UNTITLED』

撮影秘話だったり、私たちの中にある気持ちをほんの少しお見せするnoteになればいいなと思っています。
今回は【個展タイトル】のこと。


個展のタイトル決め

個展タイトルを決めるにあたって、1年くらい前からお互いふわふわと考えていました。いまのわたしたちに合うタイトルを探したいねってよく言っていました。

いろいろ考えてて、案を出し合って、行き着いた先に共通したワードがありました。

天空ポートレートという新しいジャンルで活動をしていると、もちろん当たり前に先駆者はいなくて、先の見えない真っ白な世界を自分達の手で開拓していく。それって言葉にできないほど美しく、とても儚いものなのではないかとSILKと話していました。

実はわたしたちの作品には
タイトルをつけないことがよくあります。

なぜ?タイトルをつけない?

いろいろな理由がありますが
・名前を付けることで完成させたくないから
・名前を付けることでイメージを固定化させたくないから
・名前や解説を付けないことで、物語の続きを見ていただいた皆様に考えていただきたいから
といろんな意味を込めてタイトルをつけないことがあるのです。
(もちろんTPOでタイトル決めをすることもあります)

リアルポートレート2021の作品も実はタイトルは付けていないんです。
ないからこそ、作品を見ていただいた方からたくさんの解釈とお話をいただくことができました。
「この作品って、、、」と、私たちがいるタイミングを狙って何度も会場に足を運んでいただきお声をかけていただくこともあったり、皆さんのお声を聴けたことがめちゃくちゃうれしかったんですよね。
正解がないからこそのやり取りだったと思うし、作家とお客様とのやり取りも私たちにとっては大切にしたい時間なんです。

UNTITLED

そして二人でたくさん話し合い、考えて、見つけたのが今回の個展タイトル『UNTITLED』です。

言葉にならないほどの美しい世界と
私たちのまだ見ぬ世界の意味をつめ込んでいます。

言葉にならないほどの美しい世界を伝えたくて、『UNTITLED』というタイトルをつける。
人間ですし文ですし言葉がなければ伝わらないのだけれど、なかなか不思議なものだなと思いながら書いています。

奇跡みたいな美しい景色に出会い
なんでもない当たり前な日常の景色も
ぜんぶぜんぶ私たちにとっては宝物です。

誰も見たことのないような美しい世界を求めて
歩んできた私たちの物語を紡ぐ場所。

それが私たちにとっての個展『UNTITLED』、そして私たちの活動テーマそのものなのです。

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UNTITLED
SILK / micah PhotoExihibition
2022.3.17(木)-2022.3.20(日)
open 11:00 - 19:00  (3.17 13:00-19:00)
Gallary White Cube Nagoya 
〒460-0002 
名古屋市中区丸の内2-15-28
ビッグベン丸の内4階
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※入場には感染症対策へご協力をお願いしています

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