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80日間の「一日一模試」キャンペーンで、TOEIC800の奪取なるか?

私の「1年以内にTOEIC L&Rスコア800」という目標は、約8ヶ月経過した2019年5月に775獲得と、もはや目前に迫っているかのように思えました……。さてその後、2019年7月の受験はどうだったのでしょうか? 今回は、800獲得のためにおこなった「一日一模試」キャンペーンについて紹介しましょう。

TOEIC400点台のおじさんが10ヶ月の学習で800獲得できるか?

2018年11月の受験から、2019年1月、3月、5月と4回の試験で775までスコアを伸ばしてきた私は、2019年7月の試験での800超えを果たせると思っていました。達成すれば、当初の予定よりも2ヶ月先行することになります。誕生日が8月ですので、40代最後の記念にしたいと思っていました。

7月28日の試験は汐留の大きな会議室で行われました。暑い日差しのなか、会場につくと冷房がしっかり効いていて、快適に受験できました。その日はじめて時間内にすべての問題を解くことができ、かなり自信を持って会場を後にしたのです。

ところが、蓋をあけてみるとスコアは770と、はじめてのスコアダウンを経験することになりました。音読のおかげか、リスニングは450と伸びたものの、リーディングが320と15も下がり、大きく足を引っ張ってしまったのです。

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リーディングのみ毎日100問を80日続けて解く

結果を見て「毎日勉強しているのに、なぜ?」とがっかりしましたが、一方で試験前からリスニングの伸びに比べてリーディングが全く成長しないことに危機感を覚えていました。自覚はしていたんですね。

それで、実は7月の試験の2週間くらい前から、以前参加したイベントで濵﨑潤之輔先生がおっしゃっていた言葉「一日一模試」を思い出し、実行に移していたのです。

「一日一模試」といっても、私の弱点はリーディングなので、毎日解いたのはリーディングのPart5~7の100問です。これを、7月10日くらいから日課にしていました。しかし、7月28日の試験では成果を得られませんでした。

さて、8月はTOEICの公開テストは開催されません。「1年後になんとしても800を獲得する」という当初の目標を達成するには、9月29日のテストしかないのです。そこで、7月10日からおよそ80日間、やる気スイッチをオンにしたまま、毎日100問を必死に解きました。早朝に100問解いた場合もありますし、朝、昼、晩に分けて解いた日もあります。

模試問題を80回ぶんも持っていなかったので、以下の問題集など合計35セットほどをそれぞれ2〜3回解いたのです。紙の本の場合もあれば、アプリ「abceed」の電子版のときもありましたが、解答結果はすべて「abceed」に記録してあります。

「公式問題集1〜5」(各2セット=10セット)

「世界一わかりやすいTOEIC L&Rテスト総合模試2」( 2セット)

メガ模試vol.1 (6セット)

メガ模試vol.2 (6セット)

精選模試vo.1リーディング( 5セット)

精選模試vol.2 (5セット)

さて、これまでのリーディングスコア320点というのは、100問中おそらく64問程度の正答と予測されます。そこで「一日一模試」キャンペーンでは、リーディングスコア375点程度、100問中75問以上の正解を目安にしていたのです。

いや〜リーディングのみとはいえ、「一日一模試」はかなりきつかったです。とくにQuestion 171〜180あたりに高い壁があり、何度も「次の日にしよう」と挫折しそうになりました。しかしQuestion181以降になると「あと一息」と気が楽になるので、そこまでいけば一気に仕上げるようにしてなんとかやり通しました。

まあ、1回解いたことあるものは、2回目以降は少し早く解けます。1回目が65問正解だったものでも、2回目には75問以上正解できるようになっていったのです。

学習開始から1年後の2019年9月の試験、思わぬアクシデントが……

そして迎えた2019年9月29日の試験。たいへんなことが起きました。なんとリスニングのPart3のとき、同じ部屋いた受験者の方が突然咳込まれたのです。咳はしばらく続き、音声が聞き取りづらいと動揺してしまった私は、2セットのカンバーセション問題計6問ぶんをまるごと聞き逃してしまったのです。

3月の試験のとき、隣に座った方が花粉症なのか、鼻をかみながら受験されていていましたが、このときはリスニング音声の再生中には、とくに大きな影響は受けませんでした。

しかし、今回はずっと咳をされていたので、リスニングに集中できずに6問すべて当てずっぽうで解答せざるを得ませんでした。まあそうはいっても、こうしたアクシデントがあるのもTOEIC公開テストです。エアコンが効きすぎる、音声が聞き取りにくい、前の人の椅子がぎいぎいと鳴るなど、受験環境がよくないときでも慌てない精神力・集中力が必要だと感じました。

その後のリーディングパートは「一日一模試」の効果もあって、時間内に解き終えることができました。リスニング問題で集中できなかったことが少し悔やまれましたが、リーディングに関しては前回までとは違った達成感を得られました

とまあ、いろいろを考えさせられる受験でしたが、スコアはなんと820と、1年内での悲願の800超えを果たしたのでした

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6問まともに解けなかったリスニングは440と、前回よりスコアが10ダウン。一方リーディングは380と60もアップし、自己ベストを大きく更新できました

勉強会のメンバーに報告したところ、皆さんからお祝いの言葉をたくさんいただき、とても嬉しかったことを覚えています。同じ目的を持つ仲間がいることはとても心強いですね。

子どもたちも「まあまあだね。お疲れ様」と、偉そうですがようやく私の努力をちょっぴり認めるようになってきました。ちなみに子どもはこのとき高校3年と中学3年で、ほとんど受験勉強はしていませんでした。

次の受験は2019年11月で、「abceed」に設定した目標スコアはいよいよレベル「A」の860にしたのです。(続く)

その後の学習状況は以下に記しています。


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