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路地裏旅行社

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路地裏旅行社は「旅」のことを何でも書き込める空間です。
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#旅行

路地裏旅行社: 二人で旅を

●いつも一緒 二人で旅をすると、なにごともすべて一緒だ。経験を全て共有することになる。お互いに相手の違う側面やアイデアを見いだすことも多い。新しい発見も失敗も二人で共有出来るのが二人旅のいいところだ。 ●婚前旅行のすすめ 二人で旅をすると、確実に二人の関係は進展する。恋する二人ならなおさらだ。旅行中、お互いに相手をじっくり見て何でも相談していると細かいことまで良く解る。あ、意外に英語しゃべれるじゃんとか、料金交渉うまいなあとか、金銭感覚のバランス取れてるなあとか。 二

路地裏旅行社: 「旅」と「旅行」の間には

旅に出ると俳句が作れないのはなぜだろう。旅に出るたびに歳時記と句帳を持っていくのだがまず開いたことがない。旅の途中でふっと句が出来ることもない。旅先で名句をものしたことなど一度もない。なぜなんだろう。 私の場合の旅とは国内では鉄道に乗ることであり、海外では路地裏を歩き回ることである。旅に出るととにかく忙しい。時刻表を繰る、次の乗り換えを考える、昼食をどこで何を食べるかを調べる、今夜どこに泊まるかを決定する。常に五感と理性がフルに回転している。 鉄道に乗っているときは膝に時

路地裏旅行社:路地裏旅行のすすめ

●もっと自由に気楽に旅を楽しもう  ゆっくりともう一度、好きな所を歩いてみよう。もっといろんなところに行ってみたい。友達と、夫婦と、親子で、独りきりで。旅をもっと自由でシンプルなものにしよう。「観光客」ではなく「旅行者」として旅をしたい。それが路地裏旅行だ。 ●旅はお金を掛けない方がいい お金を掛けない方が地元の人に密着した旅行が出来る。ホテルの中はお金で作られた特殊な世界だ。その中では何でも出来るけれども、それは「ホテルの中の街」であって、あなたが旅行に来た街ではない。本

いつか行く26の旅 trip00

いつかは行ってみたい旅のプランが沢山ある。ここはそれを入れておくバケツだ。英語では「Bucket List」という。死ぬまでにしておきたいことを書いたカードを入れておくバケツだ。 映画にもなった。「最高の人生の見つけ方」、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した映画で、原題を「The Bucket List」(棺桶のリスト)という。(日本でも吉永小百合、天海祐希共演でリメークされた)。 ■1 アメリカ大陸を高速道路を使わずに「ブルーハイウェイ」二車線の国道で横

路地裏旅行社: ヨーロッパに行く5つの理由

1 行ってみたい TVの旅番組で紹介されたイタリアのトスカーナの小さな村、雑誌に載っていた一枚の岬の写真、新聞に出ていたアイルランドの小島。自分が行ってみたいなと思ったところを切り抜いておこう。 旅行代理店のパンフレットが役に立つ。沢山もらってきて行きたいなと思うところを切り抜いて「行きたいノート」に貼っておく。地図も切り抜いて行きたいところに印を付けていく。 スペインのお祭り、ウィーンの音楽祭、フランスのワイン醸造、チェコのビール祭、ドイツのクリスマス市。行って参加し

路地裏旅行社: 初めて行くならヨーロッパ

●初めて行くならヨーロッパ 初めての個人旅行はヨーロッパをおすすめする。その理由は、 1 文化や歴史が多様 ヨーロッパには多くの国の多様な文化や歴史がある。それぞれの国や地域には独自の伝統や文化、建築物や美術館と路地裏と食べものがある。初めての旅行でこれらの多様性を体験すれば、世界に対する視線を大きく開いてくれるにちがいない。それは興味深く、また学びの多い体験となるだろう。 また生活様式が日本とほぼ同じなので地域に溶け込みやすい。新しい文化への適応は、アメリカ>ヨーロ

路地裏旅行社: 母のドイツ旅行

個人旅行もやってみればなんてことはない。やってみようと思う人には誰にでもできるんだ。 私の母が60を過ぎて突然「一人でヨーロッパに行きたい」と言い出してきたことがある。「初めての海外旅行」でしかも「独り旅」である。英語ももちろん話せない。 そこで、私は自分で母のための旅程を作った。そして私が知っている場所、ホテル、鉄道、駅など予約出来るところは全て予約した。そしてそれを細大漏らさず書き込んだ旅程ノートを作って母を送り出した。ドイツに支店がある旅行社にも万が一のバックアップ

路地裏旅行社: 望遠鏡を持って行く

旅には必ず望遠鏡を持って行く。私が永年愛用しているのはNikonの10×25HG。軽くてコンパクトでしかもレンズがすばらしく明るい。 望遠鏡は旅先の高台や展望台、山頂などで役に立つ。いやなに高いところで使うのは当たり前なのだが、でもそういう場所に立つと妙に場が持たなかったりしませんか?所在なくただ眺めるだけだったりして。 そういう時、望遠鏡が役に立つ。そしてその威力に声を上げるだろう。眼下の村の井戸端、遠くの森の花、遙か先に光る河、対岸の町のたなびく洗濯物。あれもこれも

路地裏旅行社:「関心空間」というコミュニティ

昔、「関心空間」というコミュニティがあった。2001年に発足して2016年に終了した。自分の関心事を投稿、それに自由につながりをつけ加えることが出来た楽しい「空間」だった。2002年にはグッドデザイン賞も受賞した。 簡単にキーワードが登録出来て、そこにさまざまな人が自由にコメントを書いたり、つながりをリンクすることが出来た。そのリンクで又多くの記事や人とつながることが出来た。何気なしに投稿した記事に瞬く間に色んな人からの反応があっておもしろかった。 そして「旅行」関係の投