土木と歩む未来

建設業界に従事している皆様こんにちは。教育小委員会で副委員長を務めております、秋山直樹です。

4月に入り、各社では新入社員の研修であったり、受け入れ準備を進められているかと存じます。私の部署でも新入社員の配属があり、受け入れ準備を行っています。配属される社員が先行している分野も様々で、建設業界でもダイバーシティの時代が到来したなと実感しています。

その一方で、建設業界で広く利用されているコンクリートの歴史を紐解くと、古代エジプトであったり、古代ローマ時代までさかのぼります。

古代ローマ時代のコンクリートは、今も強度を増していた──その驚くべき理由が解明される

また、一方では「鉄腕ダッシュ」でも紹介されていた、「三和土」といった日本古来の在来工法もあったりします。

三和土 - Wikipedia

コンクリートは、正しく施工すると長い寿命を保持しますが、誤った施工をすると今年の1月に韓国の光州市で発生したマンション崩壊事故が発生するため、正しい施工方法であったり、施工におけるべからず集を技術者各員が習得する必要があります。

＜韓国光州マンション外壁崩落＞「内部から崩壊か…連鎖崩落、三豊百貨店と類似」

教育小委員会では若手社員の育成に主眼を置いた教育コンテンツの作成に取り組んでいます。現在、若手技術者向けのお役立ちリンク集の発信と行っており、今後コンクリートの施工に関して動画での教育コンテンツの作成に取り組んでおりますのでご期待ください。