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「身近な土木を描いてみよう!」図画コンクール(2022)
土木学会事務局です。
土木学会中国支部が主催する「身近な土木を描いてみよう!」図画コンクールは、土木の日関連行事として、毎年小中学生を対象に開催されています。身近な土木を理解し親しむための一環として実施し、次世代を担う子どもたちに「土木(社会資本整備)」を図画に描くことで、普段生活している場所、何気なく見ている物が土木技術に支えられていることの認識を少しでも感じ、土木(環境含む)に親しんでもらうきっかけづくりを主眼としています。
2022年で第15回を数え、地域に定着し、毎年多くの応募をいただける恒例のイベントになっています。第15回は中国5県等の小中学校119校から1420枚の図画が集まり、その中から優秀作品13点・佳作24点が選ばれました。
この記事では優秀作品の13点について、描かれた施設の情報などとあわせて紹介します。子どもたちの力作をご覧ください。
けんきをけんきゅうするおとうさん
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お父さんが働く会社が担当する現場で、お父さんが重機(建設機械)を研究している姿を描いた作品です。けんきゅうしているということは、ICT建機?
経済・環境・暮らしの安全の歴史と共に。芦田川河口堰
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1969(昭和44)年に調査着手、1972(昭和47)年に着工し、1981(昭和56)年に竣工した、道路橋(河口大橋)としても併用されている芦田川河口堰。
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かっこいい広島駅の工事
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令和8(2026)年度末完全開業を目指し工事が進む、広島駅南口の様子を描いた作品です。
広島駅南口広場の再整備等においては、JR西日本が実施している現広場の自社所有部分上空の立体利用を前提とした駅ビルの建替え(令和7年春開業予定)と連携し、路面電車を新駅ビルの2階レベルへ高架で進入させることで生まれる空間や新駅ビル1階などを活用して、広場を約1.4倍に拡張することにより、駅周辺に点在するバスの乗降場を集約するなどの再整備を行い、公共交通機関相互の乗換利便性の向上を図ります。
ふみ切
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山陽本線の島地踏切を描いた作品。奥に見える高架は山陽新幹線です。
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土木
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弥栄ダムにかかる弥栄大橋を描いた作品。弥栄ダム湖には広島県と山口県の県境が通り、県境を跨ぐ橋になっています。広島県と山口県が維持管理をしていますが、県境の位置で按分するのではなく、それぞれの管理期間を定めローテーションしているとのこと。
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空こうで見おくりする人たち
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広島空港の送迎デッキで離陸する機体のお見送りをする人たちを描いた作品です。
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土木学会誌1988(昭和63)年12月号の支部のページでは、「新広島空港建設事業」が紹介され、『昭和68年12月の開港を目途に本事業の推進が図られている。』と結ばれています。事業経緯などを見ると、過去の人たちが現在の暮らしの礎を築いてきたことを改めて感じます。
トンネル工事
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山口県が事業を進める地域高規格道路 小郡萩道路の一部になる、国道490号絵堂萩道路の雲雀山トンネルの抗口を描いた作品です。
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わたしの町の高速道路
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学校のすぐ近くを通る山陽自動車道の広島ICを下から見た所を描いた作品です。
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キラキラのはし
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広島のベタ踏み坂としても知られる「広島はつかいち大橋」で、令和1桁年代半ばの供用を目標に進められている四車線化事業の様子を描いた作品です。手前には建設中の下部工が描かれています。
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巨大な赤いクレーン
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「かっこいい広島駅の工事」と同じく、広島駅南口工事現場を描いた作品。天空に向かって立ち上がる巨大なクレーンが、画角一杯に力強く描かれた作品です。
ぼくのおじさん
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倉吉市の工事現場で働く、安藤さんのおじさんの姿を描いた作品です。
線路は続くよどこまでも
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JR西日本山陽本線の尾道駅東側の踏切を俯瞰で描いた作品です。
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ぼくんちのシンボル
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国道2号新住吉橋の下流側に架かる住吉橋。水害による流失を経て、昭和29(1954)年に完成したわが国初の鋼ローゼ橋です。
ローゼ橋:桁とアーチリブがともに曲げ剛性を有し、桁とアーチの間を曲げ剛性を期待しない吊材(鉛直材)で結んだ形式である。
第6編 アーチ橋 より
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四谷の土木学会本部で作品を展示しています(12/9まで)
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2022年11月18日(金)~12月9日(金)まで、土木学会本部(新宿区四谷一丁目無番地)にて優秀作品・佳作の全作品を掲示しています。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
(開館時間 9時~17時、土日祝日閉館)
会場にてアンケートにお答えいただいた方先着50名様に、優秀作品が掲載された2023年度カレンダーを差し上げます。
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過去二年の優秀作品
noteでは、2020年、2021年の優秀作品を紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。
国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/