荒川そぞろ歩き

画像1 学会の委員会活動からのつながりで、神奈川県立横須賀工業高校に令和4年に新設された建設課の女子生徒6名が、女性活躍を推進している熊谷組様の現場見学を行いました。見学に同行させていただいたあと、現場から旧岩淵水門まで土木を感じながら歩いてみました。→横須賀工業建設課HPhttps://www.pen-kanagawa.ed.jp/yokosuka-th/tokushoku/kensetu.html
画像2 現場は日暮里・舎人ライナー足立小台駅近く。西日暮里駅から日暮里・舎人ライナーに乗車です。東京メトロ千代田線西日暮里駅の三河島口から出ると、頭上には朝日に輝く日暮里・舎人ライナーの高架と交差する京成本線の高架。当たり前の風景ですが、かつては無かったものと考えると、感慨深いです。
画像3 日暮里・舎人ライナー西日暮里駅への歩行者デッキ兼門形橋脚。力強い箱形の鋼構造です。
画像4 足立小台駅前から眺める日暮里・舎人ライナーの荒川橋梁。
画像5 足立小台駅で橋の下から荒川橋梁の方向を眺めます。青空をバックにどこまでも伸びていくような力強い橋梁の姿。
画像6 見学後に生徒さん達と現場で別れ、荒川放水路堤防を上流に向かって歩き始めました。右岸下流側からの首都高速中央環状線五色桜大橋と都道307号江北橋。
画像7 首都高速中央環状線五色桜大橋は、2002年(平成14年)に土木学会田中賞作品賞を受賞した、橋長146.207mのダブルデッキニールセンローゼ橋です。https://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/7_tanakasakuhin.shtml#s2002
画像8 すぐ頭の上に見える、力強い構造物。
画像9 右岸側上流から。
画像10 上流側遠方より。遠くに東京スカイツリーも見えます。
画像11 荒川堤防から眺める隅田川。
画像12 コンクリート製の櫓の上に乗っている荒川河川敷内の鉄塔。櫓を作ってから鉄塔を建てたのか、鉄塔を持ち上げて櫓を組んだのか。
画像13 本来の荒川である隅田川。遠くに見えるは岩淵水門、通称=青水門。2020~2022年度で塗り替え作業が行われました。
画像14 青水門の近くには、万が一にも備えて堤防上に備蓄されている根固めブロック。
画像15 CO2を吸収する根固めブロックだそうです。
画像16 製造時にコンクリートにCO2を固定、備蓄時には待機中からCO2を吸収、供用した際にはパネルに繁茂する藻がCO2を吸収すると。地球上を直接的に改変する土木事業でもSDGsに向き合います。

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国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/