超高齢化時代の社会資本の在り方
髙橋 知道
論説委員
NEXCO東日本取締役兼管理事業本部長
日本ではWHOが「高齢者」と定義する65歳以上の人口比率が28%を超えた。2位のイタリアが23%、米国16%強なので群を抜いて高い。2040年には35%に達する見込みで、世界に先駆けて超高齢者時代を迎える。このような社会では高齢者が可能な限り健康的に社会・経済活動に参加し、「支えられる側」ではなく少なくとも「自立」していくことが求められる。また、私生活においても生き甲斐を持って豊かな時間をすごせることが重要であ