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土木技術者も読みたい児童書

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土木や土木に関連することを題材にした児童書は意外とたくさん発行されています。が、そうした年齢のお子さんお孫さんがおられないと、大人はなかなか書店や図書館で児童書コーナーに足が向か…
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#土木学会

ドボクのマンガ

土木学会事務局です。 先日、𝕏でこんなポストが流れてきました。 佐賀県県土整備部さんが、建設業の魅力を伝えるためにオリジナル電子コミックを製作されたとのこと。 そこで改めて、ネットで読める「ドボクマンガ」を整理してみました。 意外とあるのか、これしかないのか。みなさん、いくつご存知ですか? (ちなみにタイトル絵はCanvaのAIアプリで出力したモノです) (5/29情報追加|JGMAマンガ広報誌・「てくてくっ!秘密リサーチ」) (10/16情報追加|水防団の神様) 自

コンクリートってなに?

大人が読んでも面白い、ためになる児童書を紹介する不定期掲載「土木技術者も読みたい児童書 #土木の本 」シリーズ、半年ぶりの投稿になる今回、紹介する児童書は書籍ではなく雑誌になります。2021年12月発売「月刊たくさんのふしぎ 2022年1月号 コンクリートってなに?」です。 「月刊たくさんのふしぎ」は、福音館書店さんが小学生向けにお届けする科学雑誌です。1985年に創刊され、さまざまな不思議について、第一線で活躍する研究者や専門家が紹介する雑誌です。 バックナンバーを見る

水とくらす日本のわざ

土木学会事務局です。 大人が読んでも面白い、ためになる児童書を紹介する不定期掲載「土木技術者も読みたい児童書 #土木の本 」シリーズ、今回紹介するのは2019年2月に刊行されました「水とくらす日本のわざ」(刊 汐文社・監修 中庭光彦)全3巻から、第1巻「生活 井戸・水道・堤防など」です。 第1巻は、「生活にかかせない水」「米づくりにかかせない水」「水とつきあいながらくらす」という3つの切り口で、水とくらす和のわざが紹介されています。 はじめは「生活にかかせない水」として

郷土の発展につくした先人

土木学会事務局です。 大人が読んでも面白い、ためになる児童書を紹介する不定期掲載「土木技術者も読みたい児童書 #土木の本 」シリーズ、今回紹介するのは2021年4月に刊行されました「しらべよう!47都道府県 郷土の発展につくした先人」(刊 偕成社・監修 北 俊夫)全5巻から、第1巻「開発」です。 各巻47都道府県から、地域の人びとのためにつくした先人を紹介するという本書。「開発」「教育」「医療」「文化」「産業」の5巻でシリーズが構成されています。各巻では、それぞれのテーマ

しらべてまとめる まちとくらしのうつりかわり

土木学会事務局です。 大人が読んでも面白い、ためになる児童書を紹介する不定期掲載「土木技術者も読みたい児童書 #土木の本 」シリーズ、今回紹介するのは2020年12月に刊行されました「しらべてまとめる まちとくらしのうつりかわり」(刊 汐文社・監修 澤井陽介)全3巻から、第1巻「交通、公共施設、人口ほか」です。 明治、昭和、平成・令和の3時点で、土地利用・交通・公共施設が都市部と山間部でそれぞれどのように変化していったのか、イラストと平易な文章で紹介されています。 小学

エンジニアになろう!

土木学会事務局です。 大人が読んでも面白い、ためになる児童書を紹介する不定期掲載「土木技術者も読みたい児童書 #土木の本 」シリーズ、今回紹介するのは2020年2月に刊行されました「見たい、知りたい、ためしたい エンジニアになろう!つくってわかるテクノロジーのしくみ」(刊 化学同人・監修 キャロル・ボーダマン・訳 後藤 真理子 原題”How To Be An Engineer")です。 本書、要はこども向けの実験工作の本です。紙やストロー、トイレットペーパーの芯といった身

地図で見る 日本の地震

土木学会事務局です。 大人が読んでも面白い、ためになる児童書を紹介する不定期掲載「土木技術者も読みたい児童書 #土木の本」シリーズ(サブタイまでつけて大丈夫か?)、今回紹介するのは2019年12月に刊行されました「地図で見る 日本の地震」(刊 偕成社・作 山川徹・監修 寒川旭)です。 本日1月17日は、阪神・淡路大震災が発生した日です。26年前のあの朝、noteの中の人は関東に住んでいましたが、布団のなかで僅かな震動を感じて目が覚めたのを今でも覚えています。出勤の準備をし