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土木偏愛note『from DOBOKU』

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土木広報センター情報集約・発信グループ fromDOBOKUグループのメンバーが、偏った(マニアック)な話題をお送りする、土木偏愛note『from DOBOKU』のマガジンです… もっと読む
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2024年4月の記事一覧

魅力ある土木の世界発信小委員会 中間報告動画【4本公開中】

 こんにちは。fromDOBOKU偏(編)集長マツです。  fromDOBOKUが土木広報の同志として注目している土木学会第111代会長特別プロジェクト 魅力ある土木の世界発信小委員会(松永昭吾委員長、澤村康生幹事長、委員58名)の中間報告をYouTubeチャンネル「dobokuTV」にて公開しましたのでご紹介します。 1.中間報告動画の内容 中間報告といっても、小委員長のマツが司会、幹事長の澤村先生、土木の魅力発信部(WG)部長(WG長)の石男くん、インフルエンサー課(S

【開催報告】土木偉人フォトウォーク in 横浜①

こんにちは。土木リテラシー促進グループの石橋です。 既報でご案内した土木偉人フォトウォークについて、開催報告をいたします。 土木偉人×フォトウォークとは? 私は、諸先輩方に比べ、土木偉人にそこまで興味はないグループ員です。そんな私だからこそ、新たな切り口で、まだ土木偉人の魅力と出会っていない方に、土木偉人を広めることができるのでは、と考えた企画が「土木偉人フォトウォーク」でした。  土木の魅力は、普通の暮らし、当たり前の暮らしを支えることにあると考えています。これに対し、

ドボクのラジオ 第255回 橋をつくる現場の楽しさ

2024年4月17日(水)放送 ゲスト:田中茂義さん ナビゲーター:JUMI 案内役:赤井のぶ 公益社団法人土木学会の第111代会長に就任された田中茂義さんは、会社に入社してから、橋梁を中心とした土木構造物の設計・施工に関する業務に従事しました。 今回は、過去に携わった経験談を「橋をつくる現場のたのしさ」として語ってくださいました。 代表的なプロジェクトとして携わった瀬戸大橋(下部工)では、橋脚をどのようにしてつくったのか。キーワードは、「海中コンクリート!」。そして、

【開催案内】台湾土木遺産視察ツアー

こんにちは。私は八田與一(はった よいち)を偏愛するあまり彼を主人公にしたアニメ映画「パッテンライ!南の島の水ものがたり」をつくってしまった緒方英樹です。 今回は、土木学会土木広報センターが視察企画・協力して募集中の台湾土木遺産視察ツアーについてご案内いたします。 今年12月5日から3泊4日ツアーの全行程を、私と、from DOBOKU偏集委員で土木広報センター土木リテラシー促進グループ長のミカさんがご一緒させていただきます。  皆さん、八田與一という土木技師を知っています

ドボクのラジオ 第254回 伝えよう!ドボクの魅力

2024年4月10日(水)放送 ゲスト:田中茂義さん ナビゲーター:JUMI 案内役:赤井のぶ 公益社団法人土木学会では、各年の会長が任期中に何か一つのテーマを決めて特別プロジェクトを立ち上げることが通例となっています。第111代会長の田中茂義さんは「土木の魅力向上プロジェクト」をテーマに掲げて、「魅力ある土木の世界」の発信と、「土木のステイタスアップ」を目指した取り組みの2本柱で活動を進められています。プロジェクトに関わる委員会メンバーはなんと70名以上! 2011年

筑後川にいったい何があるんですか?

2024年1月某日。思い立ったが吉日。 通潤橋が国宝指定されたものの、冬場は観光放水はやっていないし、 立野ダムの試験湛水も始まったばかり。 そこで、筑後川へ行ってみることにした。 思い返せば、水を目にするということは、 これまでの生活の中で日常的にあるもので、 感覚的なものだけれど、それは大切なことだと思っている。 地元で犬の散歩道だった河川敷、 大学時代に家から見えた洞海湾(正確には若戸大橋)、 東京に出てからはどこに住んでも通勤途中には川があった。 今回の旅のナ

ドボクのラジオ 第253回 関東大震災から100年 地震対策の取組

2024年4月3日(水)放送 ゲスト:小槻祥江さん、小穴温子さん ナビゲーター:JUMI 案内役:おがえもん 今回のゲストは清水建設の小槻祥江さんと小穴温子さんです。 小槻さんは免震、制振などの地震対策、小穴さんは地震、地震動の専門家です。お二人とも落ち着いた雰囲気で質問になんでも答えていただける安心感がありました。 冒頭にてニュース等でよく聞く「横揺れ」「縦揺れ」について教えていただきましたが、確かにP波とS波について小中学生のときの理科で習っていた記憶があります。忘れ

最初で最後!?阿蘇立野ダムの試験湛水事業に行ってみた!

土木学会WEB情報誌from DOBOKU の三役 マツさん(偏集長),おがしんさん(副偏),田中尚人(副偏) の3人で,2024年1月31日,サーチャージまであと5m という阿蘇立野ダムの試験湛水事業に行ってきました! まずは,とにかく,動画を御覧ください! まー,マツさんのしゃべること,しゃべること! 2023年入省で,アテンドして下さった立野ダム工事事務所 の原歩夢さんも,たじたじでした(笑) 皆さん,試験湛水の「湛水」は何の読むか,お分かりでしょうか? 正解は動

〇鉄道の分岐器を徹底解剖!〇京都鉄道博物館に行ってみた!

みなさんこんにちは。FromDOBOKU鉄分向上計画の先頭に立つ、ドボ鉄ことTakashiです。今回のミッション、鉄道の分岐器って、どんな仕組みで、どうやって作っているのかを調べるという、とてもマニアックな課題をいただき、何だかウキウキしている私です(笑)。そのウキウキがにじみ出ている動画を、Youtubeにアップしてしまいました。。 そんな私と、鉄道を愛するドボジョが、まず一緒にレポートした先は、 京都鉄道博物館 です。今回は、京都鉄道博物館に潜入し、館内の土木マニア

ドボクのラジオ 第252回 【土木偉人シリーズ】僧・禅海による大いなるチャレンジ 青の洞門開削

2024年3月27日(水)放送 ゲスト:緒方英樹 ナビゲーター:JUMI 案内役:赤井ゆき  1年ぶりのラジオ収録。え!?1年が早すぎて…怖い。お相手は、ドボクの歴史をいろんな切り口でお話ししてくださる緒方英樹さん。今回は「青の洞門」を開削した僧「禅海」のお話し。青は地区の名前、洞門はトンネル。 昔々、大分県中津市の耶馬渓には通行難所の競秀峰という切り立った崖があったそうな。  中津や羅漢寺に行くためにはこの難所を通らねばならぬ。鎖を伝って命がけ…転落する人々や馬を目に