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土木偏愛note『from DOBOKU』

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土木広報センター情報集約・発信グループ fromDOBOKUグループのメンバーが、偏った(マニアック)な話題をお送りする、土木偏愛note『from DOBOKU』のマガジンです…
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2023年2月の記事一覧

特集主査ファイル#02 土木学会誌 第108巻 第2号

土木学会誌 第108巻 第2号 特集:「災害遺構に学ぶ-いつか来てしまうその日のために-」 主査:西岡英俊 所属:中央大学 土木学会WEB情報誌from DOBOKU提供となった 土木学会誌動画(略してDD)の第2回目のゲストは 2023年2月号特集「災害遺構に学ぶ-いつか来てしまうその日のために-」 の主査を務められた中央大学の西岡英俊先生です。 本特集は,2022年6月から土木学会誌編集委員長となった 日本大学の岩城一郎先生自ら担当委員となって 編集にも携わられて

【宮本武之輔】命がけで信濃川を治めた、信念とロマンの技術者~土木スーパースター列伝#19

こんにちは! 早稲田大学大学院修士1年の西川 貴章です。 このfrom DOBOKUの編集委員をつとめています。 僕が土木を意識したきっかけは太田道灌で、土木に惚れたきっかけは宮本武之輔でした。だから、ここで宮本武之輔を紹介できるのが本当に嬉しいです。 僕なりに彼を一言で言い表すなら、「信念とロマンの技術者」です。その魅力を示す話を、「技術者」「文人」「教育者」という3つの視点から紹介します。 ①倫理的な天才技術者としての宮本武之輔あれは、僕が大学1年生の秋学期の、最

土木学会誌 第108巻 第2号 特集「災害遺構に学ぶ」

本日、主査の中央大学西岡英俊先生をお迎えして、松永 昭吾さん、小川 慎太郎さんらfrom DOBOKU 土木学会誌動画(略してDD)の新編集メンバー山本礼子さんらとともに、本特集の読み方や編集秘話などを聞かせて頂きました。 特集「災害遺構に学ぶ」は、新編集長の日大岩城 一郎先生肝入りの企画であり、自ら担当委員として名を連ね、fbでも期待のほどがうかがわれました。「災害遺構」というセンシティブなテーマに対して、学生委員を含む学生らが、各種の災害遺構を訪ねる「災害遺構が若手に伝

特集主査ファイル#01 土木学会誌 第108巻 第1号

土木学会誌 第108巻 第1号 特集:世界からみた日本の土木 主査:山本礼子さん 所属:(株)建設技術研究所 土木学会WEB情報誌from DOBOKU提供となった 土木学会誌動画(略してDD)の第一回目のゲストは 2023年1月号特集「世界からみた日本の土木」 の主査を務められた建設技術研究所の山本礼子さん。 2022年に土木学会編集委員となった礼子さんは, 当時幹事長だった山田菊子さんら編集担当メンバーと 「土木と人」,「外から見た土木」,「地域と土木」の三つ の

思い出の表紙シリーズ01「2022年8月号」

広島県にある世界遺産宮島にある紅葉谷川の庭園砂防がモリナガ・ヨウさんのイラストで描かれた表紙です。特集主査は,寒地土木研究所の榎本碧さんと日本大学の西山孝樹さん。そして,学生編集委員としてかかって下さった北大の植野弘子さんと愛媛大の橋本美月さんが,イラストに登場しており,巨石組のスケール感が伝わります。 本号は,僕が幹事長として編集した土木学会誌の中で唯一担当者として名を連ね,土木学会誌史上初の造園学会誌との共同編集した号となります。土木学会と日本造園学会の共同編集「遺産を