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JSCE委員会note

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土木学会の各種委員会が運営している記事をまとめるマガジンです。
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#土木工学

シニアに学ぶ『退職後の輝き方』第14回 安江哲氏『市民目線で「人財」を育てる』

この記事は、2012年~2017年にかけて当委員会で連載されたインタビュー企画である「シニアに学ぶ『退職後の輝き方』」を再掲載するものです。インタビュー対象者のご所属等については、掲載当時の肩書のままになっていますので、ご留意ください。 (株)北未来技研 代表取締役社長 特定非営利活動法人 ポロクル常務理事 (公社)ツール・ド・北海道 理事 他 1952 年生まれ。北海道出身。1975 年 北海道開発コンサルタント(株)(現:(株)ドーコン)入社。主に橋梁設計・景観デザイン

土木技術者が読んでおきたい書籍 ~委員によるビブリオバトル~ vol.15

お疲れ様です。教育小委員会の津村です。 もう4月になりますね。今年の桜は全国的に平年並みか平年より早い開花になるそうです。 以下は個人的なエピソードなので、読み飛ばしても大丈夫です。 私は10年ほど前に愛する女性と結婚したのですが、その時、式場選びに難航しました。どの式場も行くとチヤホヤされますが、お金の話になるとオプションだらけ!標準プランだけで結婚式を挙げたらなんと寂しいことでしょう…。 でも唯一0円のオプションがある式場を見つけて、そこに決めました。 そこの式場には、

現役時代×退職後 第12回 ■組織の中ではフラットな関係

 私は、建設コンサルタントに就職して32年が経つ、気づいたらアラカンといわれる年代に突入している。  先日、インターンシップの学生の担当者となり、8日間の実施計画書の作成、指導、フィードバックまで行う機会があった。私の学生時代はインターンシップを行っている人は周りに皆無であったが、最近はインターンシップに行った企業に就職する学生が圧倒的多いようだ。インターンシップの担当者とはいえ、日々の業務も行いながらなので、対応できる時間も限られていたが、会社にとって貴重な存在になる予備

現役時代×退職後 第11回 ■人との「つながり」を考える

 私は、土木技術者としての経験が20年を超え、ミドルの年齢階層に入ったところである。建設工事のプロジェクトに従事し、設計・工事発注・工事監理など、火力発電所更新工事や首都圏の鉄道新設プロジェクトに携わり、現在に至る。「成熟したシビルエンジニア活性化小委員会」の委員となり、約2年が経過した。今まで、自分自身の定年退職後を意識したことはあまり無かったが、シニア技術者のアドバイスや意見から「定年退職後に何がしたいのか」を考えるきっかけになっている。本小委員会は、バックグラウンドの異

【2022年度シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査結果】 第3回 土木学会全国大会 第78回年次学術講演会で発表しました!

皆様こんにちは。 今回は、土木学会全国大会での発表について、ご紹介します! 土木学会全国大会で発表しました! 9月11日~9月15日の期間、広島において令和5年度 土木学会全国大会第78回年次学術講演会が開催され、本小委員会では、「2022年度シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査」の速報を発表しました。発表概要は、下記のとおりです。  大会2日目の最後のセッションでしたが、数十名の方に聴講していただきました。また、会場からは、有益なご意見をいただくこ

【2022年度シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査結果】 第1回 定年退職後の状況(就労に対する動向)

皆様こんにちは。 今回は、「シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査」で得られたアンケート結果のうち、定年退職後の就労動向について調べてみました。 分析対象者 定年年齢は、各社や社会情勢によっても変化しますが、ここではこれまでの一般的な定年年齢である60歳以上を対象としました。  全回答者3,318名中60歳以上の方は672名でした。  672名の就労状況と年齢構成がこちらです。  定年延長や定年廃止の影響がみられ、60歳以上でも定年退職前で就労中の方が

アンケートの速報結果を公開しました!【シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査】

1.アンケート調査を実施しました 土木学会 教育企画・人材育成委員会 成熟したシビルエンジニア活性化小委員会は、2007年度、2012年度および2017年度に「シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査」と題するWEBアンケートを、若年層からシニア層までのすべての年代のシビルエンジニアを対象に実施しました。 シニア土木技術者を取り巻く状況が変化していることを踏まえ、2022年度(2022年12月~2023年2月)も、下記の通り、WEBアンケート調査を実施しま

シニアに学ぶ『退職後の輝き方』第9回 齋藤 源氏『「長い現役」という考えで働く』

この記事は、2012年~2017年にかけて当委員会で連載されたインタビュー企画である「シニアに学ぶ『退職後の輝き方』」を再掲載するものです。インタビュー対象者のご所属等については、掲載当時の肩書のままになっていますので、ご留意ください。 一般財団法人 水源地環境センター 技術参与 1941年生まれ。茨城県出身。1960年建設省に入省。この間、勤務を続けながら中央大学理工学部土木工学科に進学し、1966年卒業。前半の約 26 年間は、ダムに関係する仕事、後半10年は、河川管理

アンケートにご協力お願いします!【シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査】

※本アンケートは2023/2/28に終了しました。アンケートにご協力いただき、誠にありがとうございました。 1. 5年ごとにアンケートを実施しています 本小委員会では、シビルエンジニアの定年退職後の活動実態及び活動意向を把握するため、2007 年、2012 年、2017年と5年ごとにアンケート調査を実施してきました。 調査より、シニアエンジニアの多数が収入のためなどに定年退職後も継続雇用を希望していることや、再雇用後に年収が大幅に減少することに対するモチベーション向上の

シニアに学ぶ『退職後の輝き方』第4回  髙木 千太郎氏『橋梁のメンテナンス技術者として』

この記事は、2012年~2017年にかけて当委員会で連載されたインタビュー企画である「シニアに学ぶ『退職後の輝き方』」を再掲載するものです。インタビュー対象者のご所属等については、掲載当時の肩書のままになっていますので、ご留意ください。 1949年生まれ,静岡県出身。日本大学理工学部土木工学科卒業。1974年東京都入都。長年道路橋の維持管理に従事し,2010年に橋梁専門副参事で退職。(公財)東京都道路整備保全公社道路アセットマネジメント推進室長、(一財)首都高速道路技術セン