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149. 「っぽい」を一度崩すとき


このグループは今まで「こう」やって来たのだから、これからも「こう」でなきゃいけない。

このメンバーは「こういう性格」だからこういう仕事をさせてはいけない。


果たしてそれは本当に正しいのでしょうか?
個人的に思うことを述べたいと思います。


乃木坂46の新曲披露によって少しざわつきました。
それは5期生がいきなりセンターになったり、配属前にいろいろと噂が立ったり色んな理由があったのかもしれませんが、一番は楽曲の雰囲気が原因だったのかな?と思います。


今回29thシングル「Actually...」が初披露され、欅坂っぽいという反響が広がりました。
それには否定的な意見も多く、イメージに合わないといった考えの意見が多くありました。

どうしてそうなっちゃうんだろう・・・か
と個人的に思います。

毎回毎回乃木坂「っぽい」曲じゃなきゃいけないんでしょうか?
29枚のシングル曲にたった一つ「っぽくない」曲があるだけでなぜここまで叩かれなきゃいけないんでしょうか?
29枚目がこういう方向で行くから30枚目以降もそっちの雰囲気に行ってしまうと誰が発表したんでしょうか?


私は「っぽくない」楽曲大賛成派の人です。

特に初期からグループを大きく育てた1期生の大半が卒業し、10年目という節目を迎えている乃木坂は大転換期真っ只中。

こういった大きな変化を入れて表現の幅を広げることにより、またさらに1年、2年、3年と飛躍していくことが出来ると思います。

乃木坂にはもっともっと国民的アイドルとしての地位を継続していって欲しいと願っています。
今までも数あるアイドルグループが
長いことファンに愛してもらえるには?
という壁にぶつかってきました。
そして人気の安定が危ぶまれぬよう色んな試行錯誤を繰り返してきました。ですがなかなかその壁を崩せるグループは多くいませんでした。

ぜひとも前人未踏の域に乃木坂は行ってもらいたい。
だからこそ一度イメージから縛られないことをやってみる。
この先に大きく繋がっていく素晴らしい選択だと私は感じます。



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