55. お笑いにおける容姿いじり
私お笑い大好き人間なんですけど
ふと、この前思ったことがありまして。
昨今バラエティ番組で容姿を馬鹿にする笑いがデリケートになっているじゃないですか?
元々のお笑いの世界の常識ではいじる側もいじられる側もそれはお互いの信頼感があり
攻撃する側も受け止める側もそれはプロレスであるとして成り立っていました。
ただ単純に見ている人が笑ってくれればそれでいい・・・
しかしこれだけSNSが浸透し
世界との関わりも増え
ジェンダーやLGBT等多様化する社会を理解していくことが必要になってきました。
見ていて不快だと思えば一気に拡散するし
その笑いで傷つく人も出てくる。
人類の進化によって変わっていくこと。
それはどの世界でもある共通認識だと思います。
んでね?この前土曜日の昼にたまたまテレビつけたんですね。
そしたら吉本新喜劇やってたんです・・・
ふと思いました。
は!新喜劇ってこれからどうなってくんや!!!!!
浅香あき恵さんへの
「ぶっさいくやな~」
ってくだりとか子供のころめちゃめちゃ見てました。
「横顔新幹線やな~」
とか
考えてみると新喜劇って容姿いじりの笑い多かったなと。
これ、時代の流れにダイレクトでぶつかるの新喜劇じゃね?
と気づきました。
「別に観ている人がお笑いだということを理解してんだからそのままでいいでしょ」
という人もいれば
「いやいやもう時代や世界の流れがそうなってんだから、容姿いじり自体卒業するべき」
という人もいるでしょう。
こういう変化が訪れた時に思うのは
臨機応変に変えていくものと変わらないものが共存しているということ。
今の時代にあった面白さって何だろう?
新喜劇らしさってなんなんだろう?
その2つを並行してバランスよく出来上がるものが
新しい新喜劇の形なんだろうと思います。
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パッと見て笑えるのが新喜劇なんだよな・・・
よくコケるマネとかしてましたね小さいころ