212. 自分の中にある1990年代の中毒性
一昔前のバラエティが好き。
90年代半ば~後半の音楽が好き。
自分の脳内では全く記憶のない時代なのだが
なぜか惹かれてしまう。
そして聴いていると色んなイメージが思い浮かび整理されてリフレッシュできる。
①ポケットビスケッツ
最近ポケットビスケッツの曲をよく聴く。
1996年から2002年まで放送された「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」という番組の企画で
千秋さん、ウッチャンナンチャンの内村さん、キャイ~ンのウド鈴木さんで結成された。
昔流行った楽曲をランキングで発表!
みたいな番組で聴いたのがきっかけだったと思う。
素直に良い曲だと感じた。
後々調べるとバラエティの企画で誕生だとか
ライバルとしてブラックビスケッツ(ビビアンさん、南原さん、天野さん)が登場したとか分かるのだが
それまではそんな流れで誕生した楽曲だとは知らなかった。
「YELLOW YELLOW HAPPY」
「Red Angel」
「POWER」
なんだかいくらでもリピート再生して聴ける。
1990年代感がたまらなく好きなのだと思う。
②笑う犬シリーズ
内村さんを経由して今度は「笑う犬」を調べた。
1998年~2003年まで放送されたウッチャンナンチャン、ネプチューンを中心としたコント番組。
こっちのほうはうっすら小さい頃見たことがあるのを覚えていた。
今の時代にはない斬新なコント番組だったなという記憶だけ残っている。
久々に見ていると分かりやすいコントから、世にも奇妙な物語的な難解なコント、そして勢いで突っ走るコント。
どれも斬新だと感じた。
それは演技力や美術、メイクと言ったことだけでなく
編集の仕方、カメラの取り方など
今ではなかなか見ない斬新で細かく作りこまれたコントがそこにあった。
今から20年以上前の番組なのに
今よりも新しく感じたのだった。
そしてそういったものを欲している自分がいるんだな~
ということも気づいた。
③自分にとっての1990年代
1990年代というのはどこか自分にとって憧れがある。
タイムマシンなんてものが誕生したら真っ先に行ってみたいのも90年代である。
スマホもなくインターネットもそこまで発達していない
テレビが娯楽として最大限人気があった時代。
そしてバブルが崩壊し、様々な世の中に影響する影がたくさん起きた時代。
自分の中で一番カオスな時代だと思う。
だから非常に惹かれる。
2020年代になり情報が更新されるスピードがとてつもなく早くなった。
それはつまり忘れるのも早いということである。
昔の時代に刻み込まれた心惹かれる物が埋もれていってしまうのがなんだかむなしい。
それらには今の時代でも斬新で再評価されそうなものも多くある。
だからたまにリメイクだとか再評価で昔のものが人気になったりしているのを見ると
なんだかちょっと嬉しくなってしまう。
1990年代を幼少期に過ごした自分。
2020年代の今、膨大で更新スピードの速い情報社会にいるとなんだか疲れてしまう。
そういった時にまだアナログで画質が荒かった1990年代の映像を見ると
どこか安心する自分がいる。
好きな物マイアーカイブを疲れた時ようのために
忘れないよう留め続けていきたい。
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