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128. 地球は丸い

①南の島で起きた大噴火

2022年1月15日
トンガで大規模噴火が起きた。
百年に一度と言われても一体何を持ってそんなに大規模なのか?と気になり調べてみると、火山爆発指数(VEI)という火山の爆発規模の大きさを示す区分があると知った。

今回の噴火はVEI6ぐらいではないか?という一部推測があり、かつて1991年にフィリピンのピナツボ山で同規模ぐらいのようだ。

ピナツボの噴火の2年後の1993年。
日本では「平成の米騒動」が起きた。
噴火による冷夏で米の不作になり、海外からの輸入に頼らざる負えなくなりタイ米が流通することになった。

米不足がトンガの噴火によりいずれ日本に来るのかはまだ分からないが、8000キロも離れた場所で起きたことが日本にも影響することもある。

実際噴火が原因で津波が日本で観測されたのである。

②衝撃波ってあまり知らなかった

だが今回びっくりした。
噴火そのものが津波を引き起こしたのではなく、噴火時の発生した衝撃波によって海面に圧力がかかり津波が起きた。(という可能性が高い)
そういう意味で気象庁も「津波かどうかわからない(従来の津波のメカニズムじゃいため)」と言っている。
そんなことが起きるんだな・・・と結構衝撃を受けた。

次の日、Mr.サンデーでは2011年に新燃岳噴火時に住民が撮影した空の映像が流されていた。そこにはまるで海のように空に波のうねりが起きているのがはっきりと映っていた。

あれっ?今まで知らなかったけど衝撃波って結構身近に存在するもんなのかもな・・・と思った。
地質学の専門家より爆弾とか原爆とかそっち研究している人の方が今回詳しいそうと思ったり。
素直にエヴァっぽいことが現実に起きるんだと思った。

衝撃波は衰えることなく、噴火から3日経ち地球を一周して18日の9時~10時に再度日本に到達したようだ。

③地球は丸い

ニュースに出てくる世界地図はどれも平坦で、全体がスクエアになっているため個人的に距離が遠く感じる。でも地球儀で見てみるとトンガと日本って直線で見ると意外と近くに感じた。
それを見て自分は平坦な世界地図に慣れすぎて地球は丸いという感覚が薄れているなと思った。
衝撃波は丸い地球の中で円を描くように広がっていく。
端っこがないのだからそりゃ衝撃波が弱まるまで永遠に伝わり続けていく。

スタートとゴール、0と100で考えてしまいがちな自分にとって、この感覚はなんとも言葉では上手く見つからないが大事な感覚だなと思った。

物事を多角的に見る。何かが起きるとそれは放射状に広がっていく。
それはつまり完璧に物事を見ようとしたってすり抜けて自分では気づいていない部分があるということなのかなと。
1周回り時間が経ってから、逆から波がやってくるのに気づく。

④自分に跳ね返ってきたこと

直近10年、20年の事象を取り上げたって、46億歳の地球様にとってみればほんの一瞬でしかない・・・
逆に人間は10年20年という短すぎる幅でばかり物事を見ようとする。
なんかそんなことを考えていると自分はなるべく大きな変化が起きても動じないようになりたい・・・と思う。

スケールの大きすぎる話だが、本質ってそういうことなんじゃないのかな~と勝手に妄想している。

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櫻坂4thシングルのフォーメーション。
勝手な推測だけどもうメンバーには知らされてる雰囲気ですね。
意外と今回は発売早いかも・・・



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