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189. 「東京」+「表現」① 〜櫻坂46から伝わってくるものが全然違う〜



12月の櫻坂「1stアニラ」振りに東京に訪れた。

元櫻坂46の守屋茜出演の舞台を観に行くためだった。

①渋谷


着いたその日、渋谷に行き「渡邉理佐卒業メモリアルブック 抱きしめたくなる瞬間」のパネル展を回った。

直筆のコメントを見ながらこんな字を書くんだーとか、卒コンのリハの合間を縫って来てたからか意外と書いてあるコメント少ないな・・・笑とか感じながら。

その後渋谷ストリームの「五月雨よ」発売記念のオブジェも見に行った。オブジェの壁の裏側は渋谷の西側に抜ける新しい通路として、工事が行われていた。
ここが開通しちゃうとこの壁も無くなっちゃうんだなーとかどこか寂しさを感じながら。

渋谷川を横目に階段を下りて通路が繋がる側へ移動。
欅坂46デビュー曲「サイレントマジョリティー」のMV撮影地でもあるさくら通りへ。

一方通行の車一台分しか通れない道。
約6年前、これからどうなっていくか分かっていないメンバーはここに立って初めてのMV撮影を経験してたんだと、感慨深さを感じつつ。


②やはり東京で聴く櫻坂46は全然違う


ひたすら櫻坂を聴きながら歩き続けた。
街中の風景を映像としてBGM代わりに櫻坂を聴く。

昨年12月に感じた感覚が蘇ってきた。

人、高層ビル、坂道、カーブ、地下街、地下鉄、山手線から見える車窓、広告、クラクションの音・・・
緻密に効率よく、そして人も街も研ぎ澄まされた世界。
だがどこか閉塞感漂い、それぞれがそれぞれの目的に集中し生きる世界。

そんな世界の中で櫻坂46を聴くと、ものすごく熱い気持ちが生まれてきた。
普段聴いているよりも歌詞のひとつひとつに深みを感じ、こういった環境や人の取り巻きの中でMVや楽曲、歌詞、振付が形作られていくんだと。
そういった環境の中で東京を行き来するファンは櫻坂を感じているんだなと。

緊張感や質の高さといった究極的な世界と向き合いながら櫻坂の楽曲は形成されていく。形成された楽曲からメンバーも表現に変換していく。


普段同じ曲を聴いているのに、曲から感じ取れる印象は全く違った。

とんでもないカタルシスを感じた。

約1600万人もの人間が昼間の東京を右往左往する。

そんな日本一特大なステージの上で櫻坂は踊り、そして時にはステージの流れに反抗して逸脱したりする。


その凄さを実感したとき櫻坂46に出会えて良かった。
見つけられて良かった。
と全身が震えた。


櫻坂46は想像がつかない程巨大な影に包まれながら、新たな作品を作り続けている。


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