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「ポプテピピック」を見て思い出した、つくり方の話


今期、最も話題になっているアニメ「ポプテピピック」を見ているだろうか。

見ていない方は、とりあえず1話が無料で配信されているので、ぜひ見てみてほしい。

ポプテピピック 第一話



とにかく、クソアニメ(ほめ言葉)である。

オマージュや小ネタのオンパレード。

そして前半と後半がほぼ全く同じ内容で、声優だけ変えるという手法を取っている。

声優も、特定の文脈に沿った声優の組み合わせを起用していて、声優ファン垂涎だ。



ポプテピピックは短編が連続しているのだが、作っている制作会社がそれぞれ違っている。

小ネタや声優ネタはもちろん面白いのだが、その作り方が面白いなと最初見た時に感じた。

キャラクターは同じだが、制作会社が違うことで、全くテイストが違うアニメを連続して見ることになり、全く飽きない。



その時に思い出したのが「つくり方を作る」という話だ。



この言葉はピタゴラスイッチを作ったクリエイターの佐藤雅彦さんが提唱する、表現手法の開発論を指す。

「作り方を作る」ということをやっていました。要するに僕自身の表現方法論を作っては、それを具体的に(当てはめていく)。例えばトヨタ自動車から「カローラⅡ」がきたらこうするとか。これは「映像は音から作る」っていう方法論があるので、「カローラⅡに乗って」と小沢健二が歌っていたら、すごくカローラⅡのブランドが上がるな、とか。
(引用:http://logmi.jp/31580



「ポプテピピック」も、アニメのつくり方を作ったからこそ、新しいし面白いのだなと。



noteのCXOである深津さんも「つくり方」をすごく意識されていると思われる。

昨日もこんなツイートをされていた。

これは新しいnote上のコンテンツのつくり方を実験しているのではないかなと。

深津さんの記事って、ご自身でも「色んな種類のコンテンツを作ってみて試している」と以前おっしゃっていたのですが、つくり方から変えているように思う。



自分も時々「noteがうまくかけない・・・」という日もあるので、「つくり方を作る」を思い出して、また書いていこうかなと思うのでした。


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Photo by Kelly Sikkema on Unsplash

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