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【局長連載】 雨過天晴  #61

第21回 距離に負けるな、好奇心。

こんにちは、局長の宮沢です。今回の連載は今年の校友誌に僕が寄稿した記事をそのまま転載します。資源の有効活用です笑。駄文ですが、最後まで読んでくれると嬉しいです。

 こんにちは、鉄道研究会(通称:鉄研)です。鉄研は1年生9人、2年生2人の計11名で活動しています。普段は放課後に134教室で緩く活動していますので、興味がある方はぜひ!
 そんな鉄道研究会ですが、とんぼ祭のときには部屋いっぱいにモジュールを広げ、列車の模型をトコトコ走らせています。更に、去年は鉄道に関する研究を部誌としてまとめ、今年は部員作成の「鉄研クイズ100」を作成(難易度が異常に高い)しました。鉄研の活動を校内外の方に知ってもらえる数少ない貴重な機会です。その中でも一番人気はやはり鉄道模型。稀に自分の所有している模型を走らせるためにわざわざ持ち込んでくれる人もいます。深志生はもちろんですが、特に地域の方やちびっ子たちに興味を持ってもらっています。そして、驚くべきことはちびっ子たちの鉄道に関する知識の豊富さ。私は鉄道に関しての知識は全く無いので、話についていけずに置いていかれることもしばしばです。
 ここで注目したいのは僕たち高校生と3〜4歳くらいのちびっ子が鉄道というものを介して交流できている、ということです。本当なら関わる機会もなければ、共通の話題というものもないので、そこまで初対面の人と仲良くなれる、ということはないと思います。しかし、鉄道という共通の話題があるおかげで初対面の人とも中を深めることができるのです。
 鉄道は場所と場所とを繋ぐだけではなく、人と人とをも繋ぐ、ということです。とてもカッコつけた言い方ですが…
 鉄道の魅力は、これまでに書いたことの他にも、規則正しく、忙しなく列車が動く風景、地理的な条件を考え、ときにそれを打破するべく作られた路線や車両、鉄道会社の個性が光る運行形態など、挙げていけば切がありません。そんな魅力の数々を、乗ったり撮ったり、時刻表を見たり… 様々な方面から見ようとしているのが鉄道研究会です。今、校友誌を読んでくれている方の中にも「小さい頃は鉄道が好きだったな〜」という方がいるのではないでしょうか。身近なところにありすぎて、あまり気にならないかも知れませんが、鉄道1つ取るだけでその国や地域の特色など、様々なことがわかります。そんな奥の深い鉄道の世界に、ぜひ飛び込んでみてください。


2021.04.09
日本SDGs協会学生局  文責 宮沢

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