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【局長連載】 雨過転晴  #17

第3回 6km/kWh

こんにちは、局長の宮沢です。前回の伏線回収です。伏線というか、ただの話のタネなんですけどね笑
まだ前回の雨過転晴をご覧になっていない方はこちらからどうぞ!

https://note.com/jsa_students/n/n8446c425de78

さて、皆さん、電気自動車ってご存知ですか?今では知らない人はいないくらい有名になりましたよね。今回はこの“電気自動車”に関わる小噺です。

小学生の頃、国語の授業でディベートをする機会がありました。議題は「電気自動車、環境に良いか悪いか」みたいな感じです。細かいことは忘れてしまいました。
僕は司会進行側にいて、良いと思う派と悪いと思う派の意見を聞いていました。

もちろん、ディベート前の意見は「良」。

しかし、話を聞いてみると電気自動車を作る時に結構たくさんの二酸化炭素が排出されることが例示されました。確かに、考えてみると、そもそも発電するのに二酸化炭素が出ているのだから、それは車だけの問題では無いな、と子供ながらに思った記憶があります。

ここで注目すべきは“走る時にはそんなに二酸化炭素を排出せずとも、それ以外の部分でどれだけ排出しているか知らなかったこと”にあると思います。

表から見ると善でも、別の視点から見ると悪。
こういうことって結構多いですよね。

ただ批判されているような物事でも、その裏には血の滲むような努力や苦渋の決断が数多く存在しているんだと思います。まあ、そういう話はまた今度。

とにかく、物事は多面的に見ることができて損はないので、そういう人間を目指したいものです。

それでは、また次回。


2020.09.11
日本SDGs協会学生局  文責 宮沢
student@japansdgs.net

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