仕事・働くを自分で作る #56

働き方改革・・これよくききますね。長時間不払い労働、きつい・きたない・危険、派遣切りと雇止め。つまりは、働く都合は全部利益得る側の会社や誰かさんのために無報酬の労働が存在しうる。資本主義の最も不合理なシステムの現象をしめすことばです。

ライフ&ワークバランス。それができれば世話がないというのが日本の現状。子育てだって忙しいしあれこれ自己責任でやらされて、そして仕事しろというのが多くの日常です。

この不合理なシステムをもっと都合よく利益を生みだために改革すべきだ、と企業も政府も言います。終身雇用から成果主義にする。自由労働者としての派遣労働を打ち出す。

ここに賃金労働者の職能と社会の要求する能力のギャップが存在する。

いままでの工場労働型社会が終焉し、AIや創造性といった能力にたよる知識基盤社会が21世紀です。労働生産性とは、長時間働くことででる余剰利益ではなく、短い時間でもヒントを得てそれを一時に可視化し複合的に異業種と越境しつつ商品化する能力が求められます。

というわけで、当然教育の在り方もこれまでのような知識蓄積型から知識活用型に変革します。ググってもいいいし、友達と連携してもいい時代です。正当的カンニングが許される授業になる。ツイートする授業になる。

そういうときこそ、古典的で正統的で知識の本質的部分を学ぶ必要があります。網羅的な情報を処理する授業は消滅します。自分で知識を構築していく作業の作法と方法を学ぶ必要がある。

そうした作法はでは、どこで身に着けるのか?多分この学生局ってそういうことができると思います。だって、SDGsってその方法・課題は千差万別だからです。正解はないので正解そのものを考えるという前代未聞の世界であるからです。

というわけで、とりあえずやってみようという若い脳を開発する場所がここにあります。



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