ChatGPTで退学になる方法 ~大学生編~
[この記事はフィクションです。念の為]
最近話題のChatGPTは、大学生にとって面倒なレポートを瞬時に終わらせることができ、部活動やサークル活動で多忙な中、効率よく単位を取得するのに役立ちます。
しかし、現状ChatGPTに対する大学の対応は様々で、例えば某有名私立大学は、レポート、小論文、学位論文において、AIによる文章、プログラムコード、計算結果の利用を禁止する方針を示しており、利用が確認された場合は「厳格な対応を行う」としています。
このブログ記事では、上記のようなChatGPTに寛容でない大学の学生の皆さんが仮にChatGPTを使用してしまった際、自分の行為を反省し、悔い改めた際に退学しやすくなる方法について、ご紹介します。
ChatGPTを使えるようにする
ChatGPTを使い退学するには、当たり前ですがまずはChatGPTを利用できるようにする必要があります。https://chat.openai.com にアクセスし、指示に従ってアカウントを作成しましょう。pcでもスマホでもできます。
このとき、大学から配布されたメールアドレスを使うと良いでしょう。ChatGPTを使用したことが大学にバレて、無事退学することができるかもしれません。逆に大学で使用していないメールアドレスを使うことで、退学から一歩遠のいてしまうかもしれません。
GPT-4(最新モデル)を使用できるようにする(任意)
ChatGPTには、無料版のGPT-3.5の他に、有料機能としてGPT-4という最新モデルがあります。料金は月額20ドルで、無料版よりも優れた文章が生成できます。
もちろん、無料版でも十分利用できますが、ChatGPTを使ったことがバレて退学になりたくないという不届き者で、かつお金に余裕がある人は、GPT-4を使うと良いかもしれません。クレジットカードなどで支払うことができます。
再度言っておきますが、無料版でも十分使用は可能です。
ChatGPTを不適切な状況下で使用する
ChatGPTを使用して退学になるためには、大学側に使用した証拠を集めさせる必要があります。そのため、教室や大学図書館、その他学校関係者にパソコンやスマホの画面が見られる可能性のある場所で堂々と使用することが効果的でしょう。我々の気づかないうちに背後から写真を撮られ、使用した証拠として利用してくれるかもしれません。
また、講義中はろくにノートもとらず、ChatGPTを使って他の授業の内職でもしていましょう。不審に思った教授が見回りに来てくれるかもしれません。
うっかり大学関係者のいない自宅などでChatGPTを利用すると、退学になる可能性が劇的に減ってしまいます。
教授に使用したことを自白する
自白は強力な証拠となりえます。教授に使用を疑われた場合、真っ先に自白すると良いでしょう。
現状、レポートの文章がChatGPTで生成されたか否かを完璧に見分ける方法はありません。ChatGPTの開発元であるOpenAI社でさえ、文章がAI生成かどうか100%正確に判別するシステムは未だ開発できていません。
文章単体でAI生成か否かを見分けることが難しい現状、自白こそが退学への大きな一歩なのです。
加えて、ChatGPTが書いてくれた文章を自分なりにアレンジすることもよくありません。人間味のさらに増した自然な文章では、そもそも教授にChatGPTの使用を疑わせることすらできないかもしれません。退学からさらに遠ざかってしまいます。
ChatGPTの使用を周囲に知らせる
ChatGPTを使用していることをなんとかして周囲に伝えると良いです。ChatGPTをPCの目立つ場所にブックマークして、プレゼンの発表の際にさりげなく画面を見せつけましょう。Google classroomの画面共有にさりげなく映り込ませましょう。
ChatGPTでレポートを書いているスクショをTwitterで共有し自慢したり、使用していることを公言するのもとても良いです。Twitterでは、個人が特定できるような発言や画像を連投することも忘れないでください。
これらは、使用していることを公言せず、twitterでもどうでもいいようなツイートばかりすることで、誰もあなたに注目せず、退学できなくなるかもしれないという不適切な解釈をすることも可能です。
「ChatGPTは間違えない」と思い込む
ChatGPTは確かに文章生成AIとしてはとても優秀な部類で、課金することでさらに自然な文章がいくつも生成されるため、「ChatGPTは万能である」「ChatGPTは間違えない」と考えてしまうのも無理はありません。
もしあなたがこのように考えているのなら、そのまま信じ続けましょう。
ChatGPTが存在しないデータをそれっぽくでっち上げたり、欲しい解答と大幅にずれた返答をすることがあるということを、あなたが知る必要はありません。
ChatGPTが生成した文章をきちんと読み返し、必要に応じてデータの裏取りをすることは、退学を目論む我々にとっては遠回り以外の何物でもありません。
最後に
ChatGPTの使用を禁止している大学でこれを使用する場合、自分の行動一つで一発退学になる可能性があるということをよく考えず、何もわからないまま使用することで、無事退学となり、自分の行為を反省し悔い改める機会を得ることができます。
大学の公式発表や、ChatGPTに関するニュースを見ないようにしましょう。流行り物に中途半端に乗っかり、無知のまま対策もせずに退学になりましょう。
ChatGPT公式の最新情報などは英語で書かれており、難しい場合があります。これらを読む努力をせず、無知のままでいましょう。決してChatGPTに英語の文章をコピペし「この文章を翻訳してください」などと聞かないようにしましょう。
あなたが自分の行為を反省し、悔い改めることを期待しています。
(この記事は、いくつかのユーモアある先駆者たちの記事を参考にし、校正にChatGPTを使用して書かれたものです。この記事はフィクションです。また情報はすべて2023年4月時点のものです。)
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