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私の好きなゲーム音楽 その29 NO STRAIGHT ROADS(ノー・ストレート・ロード)編


どうも、聚楽亭夷蝦(じゅらくていぞえ)です。

今回紹介するテーマは
「NO STRAIGHT ROADS(ノー・ストレート・ロード)」と
いうゲームからの紹介です。

NO STRAIGHT ROADS(ノー・ストレート・ロード)とは?

マレーシアに拠点のあるインディーズゲーム会社
Metronomikが開発した3Dアクションゲームです。

プレイできる環境としてはWin,Xbox1,PS4,NSと、
多くの機種で遊ぶことができます。

役を演じる声優も豪華であり、
主人公の二人、メイディを佐倉綾音さん、
ズークを福山潤さんといった超声優、
加えてストーリーではフルボイスといった大盤振る舞い。

ストーリーの内容としては、NSRのEDM帝国に支配された
ビニールシティが舞台です。
また、設定として音楽によって電力を発電するため、
それぞれのトップアーティストがNSRという組織に所属し、
電力のライフラインの実権を握ることで、
間接的に音楽を支配しています。
そのため、ロックミュージシャンを目指す主人公の二人は、
NSRのアーティスト採用オーディションで、
ロックを否定されます。

「ロックは時代は終わりよ。EDMがこのシティを支配しているの!」

二人はこの現状を改善すべく、音楽革命と称し、
ロックでNSRの支配から脱却を目指す、
といった内容です。

このゲームの開発を行ったWan Hazmer氏は、
元「FINAL FANTASY XV」のリードゲームデザイナーであり、
インタビューを受けたときに、このゲームの目的を以下の
ように語っています。

「リズムゲームではないゲームで音の重要さを活かすこと」
「インパクトあるビジュアルを介して様々な音楽の理想についての物語を語ること」

実際にゲーム性はアクションゲームではなく、
リズムゲームと称したほうが理解しやすいと思います。
音楽に合わせて敵が攻撃してきたり、
プレイヤーの攻撃がBGMと連動していたりと、
ところどころにWan Hazmer氏の心意気を感じさせます。

私が特にこのゲームで気に入っているところでもあり、
今回記事にしたいと思ったことでもあります。

今回はゲーム音楽の紹介ですが、ぜひ読者の中で
ゲームに興味を持っていただいた方は
購入を検討していただきたいです。

では、ゲーム音楽の紹介をしたいと思います。


vs. DJ Subatomic Supernova

作曲・編曲者:Funk Fiction

ディージェーサブアトミックスーパーノヴァとの
戦闘BGMです。

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彼はトップアーティストのDJであり、
乗り込んできた主人公二人に対して防衛を行います。


彼のクラブハウスは惑星系をモチーフとしており、
惑星に見立てたミラーボールを攻撃することで、
DJに攻撃をすることができます。

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戦闘が進むにつれ、ボスの携帯も変化していきます。
加えて、フィールドが銀河となっていきます。

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DK West Encounter 1

作曲・編曲者:Az Samad

ストーリー上で戦わなくてもいいキャラ、
NSRの刺客として立ちはだかったのがズークの兄、
DKウェストとの第一戦目のBGMです。

弟のズークとは打って変わって口調は関西弁。
風貌もドレットヘアとなかなかファンキーなキャラクターを
しています。

しかし、ラップの内容は結構あれ。
英語の内容ですが言ってることは大体ズークの悪口です。

英語と言いましたが、実は言語設定がフランス語の場合のみ、
ラップの内容がフランス語になるそうです。
こういったところに心意気感じますよね。

面白いのが回数を重ねることに変化があること。
Encounter 1と題されているのは、2と3もあるからです。
加えて3になると、メイディもラップに参戦します。

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vs. 1010

作曲・編曲者:James Landino

K-POPをモデルとしたアイドルグループ、
1010(テンテン)との戦闘BGMです。

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近代風の道中ステージでしたが、
ボス戦は戦艦の上。
なぜなら、1010はロボットであり、操作しているマネージャー、
ネオンJがサイボーグの退役軍人との設定であるためです。

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戦闘も「目標!狙え!」等、軍人を思わせる発言が多く、
声優の名演技もあってキャラクターとしても人気が高いです。

特にイケメンロボットがそろってゲーム画面に向かって
決めポーズをとる攻撃?はインパクトがあります。

こんな感じ

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殴られたときに「顔だけはやめろ」ともいうのも
印象に残ります。


vs. SAYU [Japanese]

作曲・編曲者:James Landino ft. Ai Yamamoto

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フランス語の下りで思った方いるんじゃないでしょうか?
日本語はないの?と

あります。

それが、日本のオタク文化をモチーフとしたキャラクター
サユのテーマ曲です。

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フィールドの入り口がどっかで見たことあるような気がしますが、
日本の秋葉原がモチーフとなっています。
あれどう見ても渋谷の109なきが…。

ゲームの中では、DKウェストと並んでボーカル入りの曲です。
言語設定を日本語にしておくことで、
本ゲーム音楽が聴けるそうです。

ゲームの先行では、英語版のみだったらしく、
日本語が実装されたときにはプレイヤーを大いに驚かせました。

設定としては、ヴァーチャルアイドルであり、
その中身として4人のアーティストが存在します。

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最後に

いかがだったでしょうか?
私の好きなゲーム音楽 NO STRAIGHT ROADS編として、
今回は4曲紹介しました。

ゲームとしては、刺さる人には刺さる内容であり、
個人的には刺さりました。
インディーズ特有の難しさもありますが、
遊んでみたいと思いたいゲームでした。

以上です。

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