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競馬稼業はつらいよ【IDM◎{レース条件→IDM値}:3歳以上2勝クラス】

今回も引き続き、IDM◎のクラス(レース条件)における成績を分析していきましょう。

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(ここでのIDMとは「IDM調整値」のことです)

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指数ごとの集計結果は次の通りです。(○以上○未満)

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IDMの70台はオープン級。2勝クラスでオープン級が出走すれば勝って当然で、その結果は上表が示す通り。

60台の後半は、3勝クラスでも勝ち負けできるレベル。

50前半から60中盤が最も数が多く、その成績は平均値に近くなります。

このクラスには、1勝クラスを勝ち上がって2勝クラスに昇級してきた馬と、2歳時または3歳時に2勝していたり、重賞で連対した履歴のある馬が、長期間の休養を挟み臨んでくることがあります。その場合、各指数の範囲における成績は、上表でみる基準値よりも高くなる傾向にあります。

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月間では、3歳以上1勝クラスとはまた違った傾向が見らるものの、強い馬が抜けてスカスカになる12月は、全体的にレベルが低下し、成績が一気に悪化。番組編成上の問題もあり、何かと難しい時期なのかもしれません。

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⇒次回に続く

(集計期間は2017~2020年の3年間)

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阪神11RマイルCS・G1 

◎03番シュネルマイスター(2着):良い意味での平行線。距離向く。
○12番グランアレグリア(1着):良い意味での平行線。距離向く。
▲07番インディチャンプ(4着):休み明けもきっちり仕上がる。
注09番グレナディアガーズ(13着):良い意味での平行線。距離向く。
☆11番カテドラル(9着):馬体ふっくら見せ順調。
☆05番サウンドキアラ(8着):距離微妙もデキ良し。
☆04番サリオス(6着):馬体しっかりしてくる。距離こなす。馬具変更。

結果
最内から*1番がハナを切り、☆4番は好位の中、☆5番はその外、注9番がその外、◎3番が中団の内、その外に▲7番、若干、出遅れた○12番が中団後方の中、☆11番が中団後方から追走。直線、*1番が粘る処を☆4番が先頭に立ったところを、▲7番が返し、その外から、○12番が、大外から次元の違う脚色で他馬を飲み込み、完勝! ◎3番は、馬場の悪い内ラチを終始通り、直線、外の出すのに手間取った分、伸び切れず。*13番は、ゴール前でひと伸びし、3着確保。▲7番は、ゴール前まで踏ん張っていたが…4着まで。

次走コメント

○12番は引退レースで花道を飾る。やはり、マイルでは最強を証明。もったいないが…。◎3番は、勝ち馬との差は、枠順(トラックバイアス)の差も…。次走に期待。
*13番は、若干、イレ込み気味だったが、地力ある処を見せる。ただ、もう少し距離が欲しい。
▲7番は、休み明けも仕上げは良かったが、相変わらず詰めの甘さ残る。
*1番は、ハナに立ち馬場の悪い所を終始通り、掲示板に載れたのは立派。次走、注意が必要。

ではでは グッドラック!

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