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永野 昌治

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騎手、調教師、3連単等、多数の著書を持つ、JRDB創業時からのスタッフ永野昌治の見解です。
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2021年11月の記事一覧

厩舎指数で穴馬サーチ ジャパンC

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 今年のジャパンCは2015年以来の18頭フルゲートで、外国馬も3頭参戦。 来年から賞金が4億円になるが、外国馬の参戦は増えるのか。 有力馬の厩舎指数算出TMの印は、 コントレイル    ◎・◎ シャフリヤール   ○・○・○・○・○・○ オーソリティ    注・△・△ ブルーム      無・注 アリストテレス   △・○・注 基準人気5番手以外で重い印があるのは、 ユーバーレーベン  ◎・△・無・注 4.シャフリヤー

ジャパンCはキャンセルでも

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 騎乗予定だったカレンブーケドールの回避でジャパンカップの騎乗馬のいなくなった松山騎手だが、当初の予定通り日曜は東京で騎乗。 7クラに騎乗予定だが、それら全て関東馬。 関東の調教師からも信頼されているのはさすがリーディング上位騎手と言ったところ。 松山騎手の東京・中山の関東主場での成績は、勝ち数は関東馬、関西馬互角で十分勝負になる。 人気順をみても5~9番人気の中穴で馬券に絡むことも多数。 6レースの新馬戦は中川厩舎のタシッ

厩舎指数で穴馬サーチ キャピタルS

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 土曜東京のメインはリステッド競走のキャピタルS 17頭と多頭数だが、重賞勝ちのあるのは、ジェネラーレウーノとルフトシュトロームの2頭だけ。 ならばオープン特別連勝中の11.プリンスリターンで勝ち負け。 2歳時は朝日杯で5着、3歳春には重賞で馬券対象になっていた馬がここへきて本格化。 今回横山武騎手と初コンビ。立ち回りの巧さで差し切りを。 左回りも前走で問題のない所を示した。 3歳時は三冠全てで好走した14.ヴァロックスだが3

基準クリアまであと4勝

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 今年の新人騎手は好成績。 その中でも上位を争っているのが、小沢騎手と永野騎手。 競馬サークル出身者の多いなかで、このふたりはサークル外の出身というのも面白い。 JRA賞最多勝利新人騎手は30勝をクリアしていることが条件でこの20年で受賞は8人とハードルは高い。 現在小沢騎手が26勝で永野騎手は25勝。十分狙える位置にはいる。 今週はローカル開催がなく、若手騎手にとっては騎乗馬が集まりにくいはずだが、小沢騎手は、土曜は8クラ、

競馬雑記帳 2021/11/25

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 BC制覇という大仕事をした川田騎手。 隔離期間明け初日の土曜東京こそ騎乗数も少なく不発だったが、日曜は4連勝を含む5勝。 メインのマイルCSのダンノザキッドは人気以上の成績で馬券の対象に捩じ込んだ。 蜜月関係にある中内田厩舎の馬で、ダノンザキッドよりも人気していたグレナディアガーズとの騎乗馬選択で見事なチョイスも。 勤労感謝の日に行われた浦和記念ではメイショウカズサで人気に応えて今年8ッ目の交流重賞勝ち。 今週のジャパンCで

厩舎指数で穴馬サーチ マイルCS

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 第38回のマイルチャンピオンシップ。 第1回と第2回をニホンピロウィナーが連覇したのをはじめ連勝する馬が多かったレースだが、2007年のダイワメジャー以降連覇の馬は出ていない。 今回がラストランと伝えられるグランアレグリアだが、14年振りの連覇なるか。 上位人気が予想される馬の、厩舎指数算出指定TMの印は、 グランアレグリア   ◎・○・◎ シュネルマイスター  ◎・◎・◎・◎ サリオス       △・▲・◎・△・▲ グレ

関西馬での成績は。

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 重賞競走のない東京開催、騎乗数が多いのは、三浦騎手と内田騎手の11クラ。 三浦騎手はそのうち、4クラが関西馬。 関西馬の騎乗依頼が増えるのは、今後のこともありいい傾向。 日曜の関西馬、これまで相性の良い安田翔厩舎だけでなく、矢作厩舎や高野厩舎といったリーディング上位の厩舎からの依頼も。 三浦騎手の関西馬での傾向は4・5番人気での連対率の高さ。 勝ちきるまでは行かないが、連までなら十分可能性があり、この人気帯では複勝の回収

欧州研修の成果を

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 BC帰りの隔離期間を終えて、川田騎手と福永騎手が今週から騎乗再開。 共に、土曜は東京、日曜は阪神で騎乗。 土曜は福永騎手は8クラの予定だが、川田騎手は厳選の3クラ。 川田騎手の復帰待ちだった感のある中内田厩舎は、今週出走8頭(内1頭は障害戦)のうち5頭が川田騎手。 土曜は2歳未勝利戦で川田騎手のBC勝ちの凱旋初戦を飾るか。 土曜は東京で重賞があるので、上記ふたりのほか、ルメール、M.デムーロ、武豊、和田竜、坂井の各騎手も東

厩舎指数で穴馬サーチ 東スポ杯2歳S

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 土曜東京のメインは東京スポーツ杯2歳S。 ここ2年連続してここを勝った馬が暮れのホープフルS勝ち。 過去の勝馬には、ワグネリアン、イスラボニータ、ディープブリランテなどGⅠが並ぶ。 さて、今年の勝馬の今後の活躍は? 早い時期に新馬を勝ってここまでジックリと待った5.レッドベアムールは休み明けの分、若干人気落ちの感があり基準は3番人気。藤原英厩舎だけに仕上げに抜かりはないはずで、厩舎指数もキッチリと出ているので中心視。 前走

競馬雑記帳 2021/11/17

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 昨年は1頭、一昨年は0頭だったジャパンCの外国馬は、今年は3頭が来日の予定。 と、言っても、ジャパンとブルームのオブライエン厩舎の2頭は、キーファーズの松島氏の共同所有の馬なので、ジャパンCへの参戦は積極的だったのだろう。 今年からジャパンCウィークに行われる条件クラスのレースいくつかを国際競走にして、ジャパンCへの出走する馬の帯同馬もレースに使えるようにしたが、ここに参戦してくるという話は聞かない。ジャパンCの「ガラパゴス化

居残りで固め勝ちも。

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 日曜は阪神でGⅠのエリザベス女王杯、福島で福島記念が行われるので東京が完全に裏開催の状況に。 騎手も25人で回すのだが、津村騎手と木幡巧騎手は全レースに騎乗。 関西の若手の斉藤騎手も10クラに騎乗予定。 東京で騎乗する騎手のうち、リーディングのランキンで最上位の田辺騎手は8クラだけに止まっているが、手駒は固め勝ちがあってもおかしくないない。 メインのオーロカップのシャインガーネットは鮫島駿騎手からの乗り替わりだが、元々のお

厩舎指数で穴馬サーチ エ女王杯

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 エリザベス女王杯は昨年に引き続き阪神で。 最近の傾向としては府中牝馬S組が強いのだが、今年は府中牝馬Sの上位馬不在で傾向は変るかも。 人気上位馬の、厩舎指数算出TMの印は、 03.アカイトリノムスメ  ○・○・○・○ 01.レイパパレ      注・注・◎・◎ 09.ウインマリリン    ◎・△・◎・▲ 08.テルツェット     △・◎ そのほかで重い印があるのは、 15.ウインキートス   ○・△ 05.ステラリア

厩舎指数で穴馬サーチ 武蔵野S

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 土曜東京のメインは武蔵野ステークス。 桜花賞馬のソダシが次走にチャンピオンズCを選択したことで、ダートGⅠの切符は一枚持っていかれたので、賞金面で微妙な馬はここで勝って切符を手に入れたい。 ただ、テイエムサウスダンやヒロシゲゴールドといった短距離路線の馬や、ダイワキャグニー、バスラットレオンといった初ダートの馬がおり、3歳の重賞ウィナーのスマッシャーから一昨年のこのレースの勝馬のワンダーリーデルと多士済済。力の比較が難しい。

心機一転

コンテンツ一覧はこちら JRDB永野です。 暫く騎乗依頼仲介者(エージェント)を置いていなかった柴山騎手だが、今週からエージェント欄に井尻雅大氏の名前が。 2020年の初めに栗東に移って暫くして所属となっていた武幸厩舎を、この10月初めに離れ、今回エージントのサポートを受けることに。 元は笠松のリーディング騎手で、JRA移籍でいきなり80勝を挙げ、すでに500勝を超える騎手だけに、環境を変えての再出発といった所か。 土曜の騎乗は福島で3クラ。 9レースのファタリテは