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新しく公表した「学力の3要素」に関する評価方法・比重等の資料について

今回は「学力の3要素」についてご案内します。

「学力の3要素」とは、次の3つの力や態度を指しています。

1. 知識・技能
2. 思考力・判断力・表現力
3. 主体性を持って多様な人と協働して学ぶ態度

文部科学省の説明によると、高大接続改革により、高校教育で「学力の3要素」を育成し、大学入試で知識だけではなく「学力の3要素」に示されている力を多面的・総合的に評価し、大学教育では高校までに身につけた力をさらに伸ばせるよう改革を図るとされています。

これにより、グローバル化の進展や人工知能技術などの技術革新により予測が困難な時代においても新しい価値を創造していく力を育てることが目標とされています。

本学では2020年度に実施する2021年度入学者選抜において、これまでは選択式問題のみ出題していた筆記試験の一部に記述式問題を導入したり、面接評価の視点について改善を図るなど、「学力の3要素」を評価することを目的とした変更をします。

そのため、受験生の皆さんに筆記試験や面接でどのような力を評価するのかお伝えできるよう、アドミッション・ポリシーに加えて新しく「学力の3要素」に関する評価方法・比重等の資料を作り公表しました。

大学入学共通テストで記述式問題の導入が見送られたため、表では「思考力・判断力」と「表現力」が分かれています。

公募・指定校・赤十字特別推薦選抜、および一般選抜では「学力の3要素」のすべての力と、アドミッション・ポリシーで求めているコミュニケーション能力と学ぶ意欲を確認します。

大学入学共通テスト利用型選抜は、「表現力」と「主体性を持って多様な人と協働して学ぶ態度」は空欄になっています。
「表現力」は、大学入学共通テストで記述式問題の導入が見送られた影響です。

また、「主体性を持って多様な人と協働して学ぶ態度」を評価する方法を検討しましたが、調査書の指導上参考となる諸事項に記載される内容を直接順位付けに利用するのは公平性の確保が難しいため、資格や部活動、ボランティア活動などの得点化は当面の間行わないという判断をしました。

本学の入学者選抜については、次のページでご覧いただけます。

看護学部(広尾キャンパス)の入試概要

さいたま看護学部(大宮キャンパス)の入試概要

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