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2024安田記念ポスター

第74回安田記念のポスターに隠されたサインを解読します

今回のポスターサインは【100】です。
レース写真に【2つ】【100】が写り込んでいます。
順を追って説明しますので最後までおつきあいください。

2024年6月2日に東京競馬場で行われる第74回安田記念2024のポスター。昨年のゴール前の写真が使われている。写真のど真ん中にゴール板が来る構図。優勝馬ソングラインがゴール板を駆け抜けた直後の瞬間。2着馬セリフォス・3着馬シュネルマイスターも写っている。レース写真は横長の長方形。前述のゴール前写真とは別にレース後に右腕でガッツポーズしている戸崎圭太騎手のアップがポスター右下に配置されている。ポスター全体の色は薄い水色。大小さまざまな大きさの三角形が折り重なっている。HERO IS COMINGの文字は濃い青でポスター上段中央に置かれている。レースタイトルはポスター左下に大きく第74回安田記念と濃い青で書かれている。その上に小さく英語でYasuda Kinen と筆記体で書いてある。ポスター上下には濃い青の帯がついている。帯に描かれているのは植物の葉を図形化したような連続模様。

ど真ん中にゴール板と優勝馬ソングラインが配置されていますね。
そのせいで写真の右が空きすぎています。
動きのある被写体の進行方向に余白を作るのは撮影セオリーではありますが、これは空きすぎにみえます。
普通なら余白は下の画像程度です。

今年の安田記念ポスター写真の右余白を適正な大きさにトリミングした画像。

後ろに2頭が写っているので上記のようなバランスが自然です。
これまでに掲出されたG1ポスターはみなバランスのとれた余白になっていました。
確認してみてください。

今年度G1ポスターをすべて列べた画像。

やはり今回の余白は大きすぎます。
おそらく「被写体(主役)をどうしてもセンターに持ってきたかった」のだと思われます。
試しに後方2頭を消してみましょう。

今年の安田記念ポスター写真から2着馬・3着馬を消した画像。

ソングラインをど真ん中に持ってきたかった
ゴール板を上まで入れたかった

そういう構図であることがよく分りますね。

中央にあるのは

100という数字

です。

上記画像に赤で丸印をつけた画像。
囲んだ部分は「ゴール板上部の看板部分「競馬法100周年」と書いてある。
もうひとつ囲んだ部分は「優勝馬ソングライン」そのもの。

赤で囲った部分に【100】があります。

ゴール板上部【競馬法100周年】
ソングライン【調教ゼッケン100】

ソングラインのレースゼッケンは【18】ですが、調教ゼッケンは【100】なのです。
レース当時の通常調教ゼッケンが分るWEBページを貼っておきますので、アクセスしてご確認ください。

 【10】
 2【0】

 ↓
【100】

ゼッケンの数字が4桁の場合には「上下二段に分割」して記されます。
「上段左から右へ、下段左から右へ」と読みますが、サインにおいてはこの限りではありません。
縦横斜め自由に読むことができるのです。

ソングラインの調教ゼッケンナンバーのイメージ画像。1020と書いてある。

安田記念ポスターの中央には

2つの【100】

が置いてあることになります。

【100】の強調

と判断できます。

※通常調教ゼッケンについての説明
トレセンで調教する際には「調教ゼッケン(通常調教ゼッケン)」の着用が義務づけられています。
ゼッケンナンバーは1年間固定です。
サイン的には「馬のマイナンバー」と位置づけられます。
ナンバーは年に一度だけトレセン全頭一斉に変更されますが、その時期は必ず秋です。
したがって、2023年5月13日に撮影されたソングラインのゼッケンナンバーは、同年6月4日の安田記念時点でも同じです。
(2023年は10月第1週に変更されました)
これとは別に、G1出走時にのみ使用する「G1特殊調教ゼッケン」というものが存在します。
G1に登録した馬を五十音順(基本)に並べて順番に数字を割り振ります。
当該G1のひとつ前の週から着用する規則になっています。
このためG1週(前週)に新聞などが掲載する写真に「通常調教ゼッケン」が写ることはほぼありませんが、通常ゼッケンが「なくなってしまう」わけではありません。
G1出走時には「1頭の馬に異なる2つのサインナンバーが一時的に付されている」と考えます。
当然、2つを組み合わせたサインが出ることもあります。


これがサインであることは「出走馬登録表」が担保しています。

「出走馬登録表」とは、G1の2週前に確定公開される「当該レースに出走登録した馬を五十音順(基本)に並べたもの」です。
出馬表(枠順)と同じく「登録表の先頭や末尾から連なる文字列」にサイン(宣言)が仕込まれます。

第74回安田記念2024年に登録している日本馬16頭+外国馬2頭のリスト。日本馬はウインカーネリアン・エアロロノア・エルトンバローズ・ガイアフォース・カテドラル・コレペティトール・ジオグリフ・ステラヴェローチェ・セリフォス・ソウルラッシュ・ダノンスコーピオン・ドーブネ・ナミュール・パラレルヴィジョン・フィアスプライド・レッドモンレーヴ。外国馬はヴォイッチバブル・ロマンチックウォリアー。

【安田記念出走馬登録表】(日本馬16頭)
14頭目【パ】ラレルヴィジョ【ン】
15頭目 フィアスプライ【ド】
16頭目【レッド】モンレーヴ
 ↓
静音・濁音・半濁音は同一視
 ↓
【ハンドレッド】【100】


2024安田記念ポスターのサインは

【100】

で決まりです。

hundred(英)
hundert(独)
cent(仏)
cento(伊)

上記を血統表内に持つ馬を探します。
(サイン派の多数を占める中高年になじみ深い三大外国語にミルコ・デムーロの出身国イタリアを加えています)

今回はJRA公式HPの馬柱内にある血統【自身・父・母・母父】に捜索範囲を絞ります。
5代内で区切ると10頭が該当しているためです。
(サンデー系・ロベルト系にhundredが出現する)
10頭は多すぎるので対象外と判断しました。


ソウルラッシュ
母 Eternal   Bouqu【et】
母父 Manhatta【n】 【C】afe
 ↓
【cent】


ドーブネ
自身 Dobu【ne】
父名 Deep   Impa【ct】
 ↓
【cent】


ロマンチックウォリアー
父名 Acclamatio【n】
母父 Stre【et】 【C】ry
 ↓
【cent】


上記3頭を指名馬とします。

これだけでは終わりません。

サインには続きがあります。

「なるほど!そこか!!」という場所をご覧にいれたいと思います。

枠順確定後にお会いしましょう。


ここまでがポスター解読の「第一部」です。
続きである「第二部」枠順確定後に「安田記念2024サイン攻略1」として別掲します。

サインの全貌は第二部で明らかにします!


安田記念2024ポスターのサイン解読(第二部)
公開予定日 5月31日(金)深夜~翌日(詳しい時刻は未定)

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