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漂流教室 番外 「サラメシ」

4月13日放送のNHK「サラメシ」、ひどかった…

82才で、高校の非常勤講師をされている先生がいらっしゃいます。
先生は非常勤なので授業だけをされればいいのですが、
(実際には、授業準備やテスト作成、採点、成績評価もせにゃならん)
朝から出勤なさる。

外食は嫌いで、いつも奥様特製のお弁当を持参。
その昔、奥様が出産でお里に帰ったら、ろくなモンを食わずに栄養失調になったらしい。

若いころは珠算部の顧問を務め、土日なしに練習し、全国大会の常連だったとか。

こういう方を教師の鑑のように褒めたたえていた…

もう、突っ込みどころだらけです。

まず、82才の大先輩に講師を頼まねばならんほどの教員不足が露呈している。
特に商業や工業なんかの先生は再任用や講師の割合がたいそう高い。

次に、若いころの働き方を肯定的に紹介していた。
土日なしの部活動ってことは、平日も勤務時間を大幅に超えて部活動していた(させていた)ということです。
ブラックも甚だしい。

そして、これはそれぞれのご家庭のことだから、とやかく言うことじゃないかもしれませんが、
朝昼晩と食事を要求される奥様はホントはどう思ってるんだろう?
「昼飯ぐらい自分でなんとかしろよ」
とは思わないのかな?
奥様がいないと栄養失調になる男なんて、生存能力がなさすぎる。

「サラメシ」、好きな番組なんだけどなあ。
こんな時代錯誤が許されるって、どういうこと?
あの放送を見た教員や元教員はあきれ果てていると思うよ。

やっぱりNHKはもうだめなのかなあ?


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