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今日の相場見通し(6/22)~膠着状態。レンジ相場継続か?~

①相場振り返り&見通しディスカッション


H「昨日、週間見通しディスカッションやったばかりだから特にないけど。今日の東京・ロンドン午前の相場を見ていても、本当に膠着って感じだね」

U「全体的にレンジ感がさらに強まっている印象。コロナ問題は着々と悪化しているけど、株は安値ですぐに拾われ市場のベースラインはあくまでルートorV型回復という感じかな」

H「中でも為替のオプションはだいぶ落ち着いたわ。一方でVIXは依然30超でカーブもインバートしてる警戒状態。そういう意味では、いつ動き初めてもおかしくないね」

S「まあ、膠着だよね。ロンドン時間から米株が再び上昇幅を拡大させたのを見て、先週金曜日を思い出した。でも、結局は米国時間のヘッドライン次第でしょ。金利はフラットニング基調が継続、株が強くても金利もしっかりなので、今日も金曜みたいに米国時間中に株が崩れるなら、金利はそのまま高値更新しそうな気がする」

H「引き続き注目はコロナ関連ヘッドライン。あとは各国財政・金融政策の動向をみながら株・債券主導の相場かな。為替が主導する相場ではなさそう。レンジをイメージしてるが、引き続き小刻みなタッチでのトレードスタンスがベター」

S「OK、じゃあ今日は、この辺にして米国時間をひととおりやってから、明日また考えよう。ポジションも米金利だけ小幅ロング程度と軽めだから、とりあえず様子見しよう」


※昨日6/21、週間相場見通しを作成していますので是非ご覧ください


②結論

・債券は小ロング継続、株・為替はポジションなし


(参考)相場振り返り(6/22国内)

(6/22国内)日本株は小幅安。先週末、米株がコロナ感染拡大懸念から引けにかけて下落したことで、月曜の東京市場は安く始まった。ただ先週同様に安いところでは押し目買いの動きも見られ、底堅い値動き。後場寄りは前日比プラス圏で高く始まるも、その後は積極的な買いが続かず、引けにかけて下げ、結局は小幅安で終えた。ドル円は106円台後半での狭いレンジ推移


<重要スケジュールレビュー>

・中国人民銀行 LPRレート

→1年LPR(Loan Prime Rate)を3.85%、5年LPRを4.65%にいずれも据え置き
   市場も据え置き予想であり、特段のサプライズなし


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