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PiZero2W+PPSでMacOSを高精度に時刻合わせする その2

その1の続きです。ここまでで、PiZero2WとMacをOTG接続できるようになりました。ここでは、今回利用するGPSレシーバの準備を行います。


GPSレシーバを準備する

今回は秋月電子でPPS出力に対応したGPSレシーバを購入しました。

リード線が剥き出しになっていますので、RasPiのピンヘッダに接続できるよう、コンタクトとハウジングも購入します。

リード線を加工

加工前のリード線の状態

まずはGPSレシーバのケーブルの先端から出ている各リード線が短いので、黒い被覆を5cmほどカットします。カッターナイフでやさしくぐるりと一周なでればカットできます。

これで次の作業がしやすくなりました。また、リード線に余裕ができるので、ピンヘッダにも接続しやすくなります。

コンタクトを圧着

次に、各リード線の先端にコンタクトを圧着します。コンタクトの圧着には、いわゆるオープンバレル端子に対応した圧着ペンチが必要です。被覆を破かないよう、丸型ダイスにも対応したタイプが望ましいかも知れません。

コンタクトを圧着

コンタクトを圧着したら、切れ込みのある方がコンタクトの上面 (配線を圧着した面) になるようにハウジングを先の方から差し込んで固定します。

各リード線の先端にコンタクを取り付け

これでGPSレシーバ側の準備は完了です。


その3に続きます。


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