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Week1(3):母音 Vowels อุ、อู

さて、前回の続きです。
今週の授業は「中音子音 Middle class consonantsと母音 vowels 2つ อุ อู、それらのトーン」についてです。
前回、中音子音について書きましたので、今回は母音の「う」と「うー」音です。

はじめに、マルチに使われる「อ」について

「อ」は、子音でありながら母音でもあります。子音として使われる時は実は無音で、母音の時は「おー」発音。母音本来の音を表記したい時には、อุ、อู のように使われます。「อ」が無音なので母音のみを発音します。

母音 อุ / อู

母音う・うー拡大

母音 Vowels には短音 short sound と長音 long sound があり、文字通り短音は短く長音は長く発音します。くっつく位置は子音の右側 right、左側 left、両側 both sides、下側 bottom、上側 topで、今回は下側につく อุ とอู。発音は短音 อุ が「う」長音 อู が「うー」です。日本語の「うー」と同じで、唇をとんがらせて発音します。

「う」「うー」は7:37〜最後までです。

中音子音 Middle class consonants と組み合わせて、以下の発音 pronounce になります。

จ + อุ = จุ (ジュ)/ จ​ + อู = จู (ジュー)
ก + อุ = กุ (グ)/​ ก + อู = กุ (グー)
บ + อุ = บุ (ブ)/ ​บ + อู = บุ (ブー)
อ + อุ = อุ (ウ)/​​ อ + อู = อุ (ウー)
ต + อุ = ตุ (トゥ dtu)/ ต + อู = ตุ (トゥー)
ป + อุ = ปุ (プ bpu)/ ป + อู = ปุ (プー)
ด + อุ = ดุ (ドゥ)/ ด + อู = ดุ (ドゥー)

中音子音+母音のトーン

さて、もうちょっとややこしくなります。
短音・長音、どちらの母音が子音につくかでトーンが変わります。最終子音のところで、詰まる音Dead Ending 又は Dead Syllable (syllable=音節)と呼び、伸びる音Live Ending 又は Live Syllableと呼んで、トーンが変わるとお話しましたが、これが母音にも適用されて、

短音母音(詰まる音)= Dead Syllable
長音母音(伸びる音)= Live Syllable

になり、

中音子音+短音母音 Short vowels → 低音トーン
中音子音+長音母音
Long vowels → 中音トーン

になります。

母音が短音か長音でトーンが変わる。

中音子音+トーンマーク

最後に、中音子音とトーンマークを組み合わせた場合の発音の仕方です。

トーンの基本情報については、こちらの記事をご参照ください。

基本のトーンマーク↓(Middle toneにはトーンマークはありません)

文字の上の赤いマークがトーンマークです。

これらと今回の中音子音+母音を組み合わせてみます。

まずは長母音 Long vowel​ です。

長母音とトーンマーク

次に短母音​ Short vowel​ です。

短母音とトーンマーク

中音子音+短母音=低音トーンなので、トーンマークなしが低音トーンの座に収まります。中音トーンはなくなります。(High toneとRising tone は実際にはあまり見かけないそうです。)

中音子音と母音トーンまとめ

中音子音トーンまとめ
「น」は低音子音でまだ習っていませんが、
伸びる音(Live Ending)で読みは「ん」です。

Week1の授業はここまでです。
お疲れ様でした!

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