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Bスポット療法始めました。

何度かnoteにも書いているのですが、私は副鼻腔から喉にかけてがよわよわです。子どもの頃から
あなたの風邪はどこから?私は喉から!という感じで扁桃腺を腫らし、ハウスダストアレルギーで鼻水をたらし、大人になってからはそうでもなくなったものの、何がきっかけが忘れましたが、何となく鼻の奥から喉にかけてがずっと乾燥している感じになって、鼻水も前に流れず喉に落ちる、いわゆる「後鼻漏」というやつになりました。風邪かなにかの後遺症なのか、それとも当時ストレスでかなり体調が悪かったので、その一環なのか。

しかも、鼻から喉にかけて乾燥しているので、しばしばそれがちゃんと流れず、へばりついたような状態になってしまうのです。

はっきりいって非常に汚い。だからあんまり人に言いたくなかったんだけど、今後Bスポット療法の効果の有無を語るには言わざるを得ない。もちろん誰でもそうだけど、やっぱりこういうちょっと汚い感じの症状、女性には特に生きづらい。私も母以外には、どんなに親密な間柄の相手にもバレないように生活しています。

鼻の奥や喉に、鼻水というのか痰というのか分からない何かが引っかかってすごく気持ち悪くても、自分がとても不潔な気がしていても、そんなことは起きていない清々しいフリをしています。

それに加えて、コロナ禍でマスクを常用する前までは、一年中鼻の奥というか喉の上の方に地味にヒリヒリした痛みがあり、「そこに風が当たらないよう息をする」みたいな方法を発見して喜ぶ、みたいな可哀想な状態でした。しかも、鼻水が流れたものがそこにとどまってしまうので、その刺激で余計に炎症が酷くなるみたいな悪循環。あと時々匂いもわかりにくい。

耳鼻科に行くと、鼻うがいを勧められ、カルボシステインを処方され、抗生剤を処方されるのですが、まあ確かにマシにはなるものの、腸もよわよわなので、抗生剤を飲み続けるのが辛い。カルボシステインの方は飲み続けられるし、汚めの症状は多少緩和されるけど治るわけじゃないという感じ。

いつまで経っても良くならなくて、もう一生このままなのかな…。そう思ったのが

約20年前。

そしてなんと、本当に「一生そのまま」で、ここまで生きてまいりました。

私がこの状態になった当時は、「後鼻漏」という言葉自体、ネットにもあまり出てこなくて、たまたま見つけたこの言葉を見て「これだ!」と思ったのですが、解決策も特になさそうな雰囲気でした。

Bスポット療法なんて言葉も私の見た範囲には出てこなかったように思います。

それが次第にその言葉をしばしば見かけるようになり、きっと私が望みをかけるべき治療はこれかなと思いました。でもエビデンスがないだとか怪しいだとかそんな記述も見かけて、ずっと悩んでいるうちに、実施するクリニックが瞬く間に増えて、この数年はコロナの後遺症治療で一躍脚光を浴びるように。

これは私も腹を括ってやってみるべきかもしれない。というか、他に期待が出来そうな治療も見当たらないし、藁をも掴む思いで、やってみよう、と。

だってね、今はまだいいけど、もしこのま高齢者になって、鼻うがいとか、自力で鼻をかむとか、痰を出すとか出来なくなったら、マジで後鼻漏で窒息するんじゃないかと思うわけです。

ただ仕事その他のスケジュールとかで、体調を崩せないタイミングもありますし、連続して通えない時期もあるので、その辺をとりあえず確認しようと、近所のクリニックに予約を入れました。

ネットを見てると、医師の力量で効果も違うみたいなことを言ってる人もいたのですが、こだわって遠い病院にしてしまうと、「痛くて遠い」治療では続かないのでは無いかと持ったので。

予約した病院はクチコミにも「Bスポット推し」とか「Bスポット前提で話が進む」みたいなことを書かれていて、もうおそらく私の問診表を見た時点でBスポット療法やる気満々だろうなと(お互いに)思ったと思うのですが、案の定鼻にカメラを入れたら紛うことなき上咽頭炎って感じで、素人目に見ても健康じゃなさそうな組織(かさぶた?)や血の滲んでいる箇所がありました。

「残念ながら飲み薬では治らないので」

(知ってる)

「Bスポット療法の適用になります」

「やっぱり。でも痛いんですよね?🥺」

「痛いです。ヒリヒリします。でも多少加減はできるので、最初は優しめにやってみることもできます」

「スケジュール的に、ちょっと間隔が開いちゃったりすることもあると思うんですけど」

「それは大丈夫です。まあその分時間はかかるかもしれないけど」

「やったあと体調悪くなることもあるって見たんですけど、何日くらいですか?例えば年末とか忙しい時にずっとダルいとかだと困るので」

「今日からやれば、その頃には大丈夫ですよ。20年前からだと、さすがに今日は辛いかもしれないけど」

(あ、もう今日からやることになっちゃってる)
「こわ」

「今日は優しめにしときましょうか(綿棒的なやつを手に取りながら)」

(あ、もう今やることになっちゃってる)

まあ一応念の為の覚悟はしてたからいいんですけど。

でも処置自体は、優しめだからなのか、本当に一瞬でした。まず、左右の鼻の穴から、数秒ずつ。これはそんなに痛くなかった。カメラの方が痛かったくらい。

そして、喉の奥。口を開けてくださいというが早いか、抵抗を許さぬスピード感でサッと一擦り。これはさすがに(イッテ!)ってなりました。炎症があると出血するとの話通り、しっかり出血してました。

処置自体は1分ほどってどっかで見たけど、今日はトータルでも10秒いかないくらいだと思う。

そのあとネブライザーして終了。処置後の痛みも、ものすごい覚悟をしてたのですが、直後はやや強い痛みがあって、喉の痛みが響いて後頭部まで痛い感じでしたが、会計を終えてクリニックを出る頃にはそれも落ち着き、その後は耐えられる程度のまあまあの痛さ、そして2時間経過した今は痛いけどほぼ気にならない程度です。

ヒリヒリが強いほど効果があるともいうし、今日は手加減されてるので痛みも効果もそこまで無い、という感じなのかもしれませんので、しっかり処置したら、もう少し痛みが強まるのかもしれません。

でも耐えられる種類の痛みのような気がします。頑張れそう。炎症によって自力で起こしちゃってるヒリヒリより、擦り傷っぽいヒリヒリというか。痛みの範囲が局所的で、その後広がっていく恐怖感もない。何も手につかない程の、呼吸も触れさせたくないほどのヒリヒリ、あるいはコロナぐらいの激痛(かかったことないけど)を覚悟していたのですが、もともと慢性的にヒリヒリしながら不快な症状を抱えていた私には許容範囲でした。ガチでやったらもっと痛いかもしれないけど。

完治しないまでも、少しでも症状が緩和することを祈ります。ついでに耳鳴りも治ったりしないかな(「少しでも」と謙虚さを見せた側から高望み)

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