2020年東京都知事選挙~山本太郎候補の開票速報得票数の不自然な変動(2/2)

この記事は、「2020年東京都知事選挙~山本太郎候補の開票速報得票数の不自然な変動(1/2)」の続きです。

(4) 得票パターン(B) 得票パターン(A)以外で不自然な得票率の増減がある市区

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江戸川区の特色は何と言っても、開票率3.74、23.53、49.20%の3回の発表で、小池候補の有力対抗馬3候補の得票数がまったく同じということです。ほぼ、半分の開票が済んだ開票率49.20%でも、山本、宇都宮、小野候補がまったく同じ16,000票です。その後、宇都宮候補は約11,000票上積みして、最終27,198票、それに対して、小野候補は約7,000票しか上積みしていません。(山本候補は宇都宮候補とほぼ同等の約12,000票上積みしていますので、ここだけなら不自然さはありません。江戸川区は珍しく山本候補に「優しい」結果です。)また、開票率49.20%以降、小池候補が有力対抗馬3候補すべてに対して得票比率が約5.6倍から6.5倍以上に増加していて不自然です。
江東区も中盤まで山本、宇都宮、小野3候補が同じ票数であり江戸川区に似ています。開票率67.59%で3候補とも18,000票です。その後の展開は江戸川区と違ってよくある展開の宇都宮優勢(約11,000票上積み)、山本劣勢(半分以下の約5,000票上積み)です。繰り返しですが、まともに開票作業(数十万票を投票箱から一斉に出して、職員が裏表・上下を揃えて束にして、選挙区関係なく流れ作業で自動読み取り仕訳け機にかける)をしていれば、開票途中から急に極端に得票倍率が変わることはありえず、江東区の開票速報得票数推移も不自然極まるとしか言いようがありません。
港区は珍しく、小池候補の他候補に対する得票倍率が低下するパターンですが、得票倍率が6倍から約4~4.5倍に低下していて極めて不自然です。
調布市は、小池候補の得票数が開票率に対してきれいな線形にならず、ジグザグする第(3)章得票パターン(A)で見た西東京市、東村山市などに似たパターンです。「予定得票数に調整するため何度も修正した」と受け取られかねない変動です。

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中央区は小野候補の躍進が目立ちます。開票率22.47%では山本候補3,000票、小野候補2,500票で山本候補の方がやや優勢かほぼ同等だったのに、その後山本候補上積み約7,000票、小野候補上積み約10,000票と大差がついて小野候補が「勝ち」となっています。
国分寺市は、笑わせるために開票速報を出したとしか思えません(笑)。開票率46.03%で山本候補わずか1,000票、小池候補18,500票、得票倍率実に18.5倍で金メダルですね(笑)(笑)(笑)。きっと、金メダル狙いでしょう(笑)。

(5) 得票パターン(C) 得票パターン(A)、(B)以外

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大田区は速報の集計単位が5,000票のようでアバウトすぎて、得票率の増減を論じることができません。
目黒区、渋谷区開票区は本論で主張している「山本太郎候補の票の一部が小池ゆりこ候補の票に付け替えらえた」とは逆の推移となっています。調査開票区22のうち目黒区、渋谷区の2カ所が明白な例外です。ただし、やはり2018年沖縄県知事選挙のようにきれいな得票倍率推移にはなっておらず、恣意的な操作を疑わせます。
武蔵野市開票区は、1回目の速報値がなければ、パターンAと同じで「開票が進むほど山本候補の得票率が低下する」傾向です。開票率42.70%以降の宇都宮候補との差のつけられ方も相当です。

(6) まとめ

以上、パターン(A)の11開票区、パターン(B)の中央区(開票率10%以下データ無視)、パターン(C)の武蔵野市(同)の計13開票区、調査21開票区の61.9%、約6割で開票が進むほど小池ゆりこ候補の得票倍率が山本太郎候補に対して大きくなることが判明しました。この13開票区以外でも小池ゆりこ候補の他の候補に対する得票倍率は大きく変動しており、恣意的な票操作を疑わざるを得ません。
この開票区の傾向が東京都全体の開票速報得票値に反映され、東京都全体でも山本太郎候補に対する小池ゆりこ候補の得票倍率が、
開票率23.28%で、4.86倍
開票率97.28%で、5.58倍
となっていることが判明しました。
仮に、得票倍率が4.86倍一定で推移したとすると、
期待される山本太郎候補得票=((公称山本太郎最終得票)+(公称小池ゆりこ最終得票))×(1÷(1+4.86))
=(657,277+3,661,371)×(1/(1+4.86))=736,971
同様にして、
期待される小池ゆりこ候補得票=3,581,677
と計算され、山本太郎候補は約8万票増やし、小池ゆりこ候補は約8万票減らすことになります。ただし、小池→宇都宮→山本→小野の得票順位はこの仮定値を当てはめても都選管発表と変わりません。ただし、美濃部亮吉氏の3,615,299票に負けて、得票数歴代2位から歴代3位に転落です。

(7) 資料

グーグルドライブに保管してあります。
今回の表とグラフを作成した表計算ファイル (46MB)
開票速報の元データ(スクリーンキャプチャ)(98MB)、zipファイルで1つにまとめてあります。表計算ファイルにも貼り付けてありますが、どうしても欲しい方向け。タブレット→PCにコピーしたせいか残念ながら、キャプチャした時点のタイムスタンプになっていないようです。

(8) 付言

疑問A. 山本票を小池票に付け替えることなど可能なのか?
不正選挙の方法は山ほどあり、今回も本当はどんな手口が使われたかは部外者にはまったく不明です。筆者は500票の束をまとめてバーコードをつけるときに意図的に、山本票の束の一部に小池用のバーコードをつけて、PCで読み取ったときは、小池の得票になるように小細工をしたと推測しています。

疑問B. そんなことしたら、裁判所から再開票が命じられた時、選管は窮地ではないのか?
まず、現在の法律では再開票を請求できるのは、開票結果に疑問を持った立候補者、選挙区内の有権者に限られます。さらに再開票が絶対できない伝家の宝刀があります。「筆跡から投票人が特定できるから投票の秘密が侵される」、「筆跡から投票人が特定できるから個人情報保護法に反する」という屁理屈です。事実上、再開票はできないのですよ。62歳になる筆者の記憶では、50年くらい前に田舎の選挙で再開票が行なわれたのが最後だと思います。田舎の選挙の例(有料記事)。

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腐れ自民党・公明党政権とこれらの政党を支える腐った日本社会が変わらない限り不正選挙はやりたい放題です。

疑問C. それなら不正選挙追及などやっても意味ない。
山本太郎が2013年参院選で当選したのは、不正選挙追及を真剣に行なった人々の努力もあったと見られます
多数の人々から監視されると、犯罪者集団は行動が委縮します。筆者の今回の記事も極々わずかではありますが、東京都の各選挙管理委員会の不正選挙グループを動揺させているかもしれません。
筆者が不正選挙追及を行う最大の理由は、こういう犯罪者に舐められて、奴隷扱いされているのが腹が立つからです。一人でもやります!

疑問D. 東京都には62開票区があるのに、なぜ21開票区しか調査していないのか?調査した21開票区は何か意図があるのか?
開票が始まる直前に調査を思い立ったので、検索してヒットする開票区しか調査できませんでした。選ばれた21開票区は Google 先生の思し召しです。全開票区を調査しなかった点は当方の落ち度です。ただ、やらないよりは遥かに良いと考えています。

お怒りの言葉:不正選挙なんてあるはずない!お前は馬鹿か!
今回の東京都知事選挙は実は投票所の列ができていたのですよ。今までにない現象だったそうです。今までの都知事選と大差ない選管発表の投票率=55%をあなたは信じられますか?1点でもおかしければ、すべて疑われるのは当然です。

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