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シンポジウム「ハラスメント実態、映像制作適正化、日本映画のこれからを考える3」開催

日程:2023年3月14日(火)20:00〜21:30
視聴動画リンク:https://www.youtube.com/watch?v=bChr6OsFs-w
主催:一般社団法人Japanese Film Project
配信協力:Choose Life Project

開催概要

近年、映画界での性加害やハラスメント、労働問題の告発が相次ぎました。映画界が労働環境に問題を抱えていることが認識された昨今、次のステップとして、是正に向け、どういった試みが有効なのでしょうか。

JFPが実施した「映画界の労働実態調査」の分析結果を参照しつつ、性被害対策・社会学・弁護士など、外部の専門的な視座から分析・議論することで、課題解決に向けた打開策を探っていきます。

登壇者

  • 仲修平( 社会学・社会階層論 / 明治学院大学社会学部 准教授)

  • 齋藤梓( 臨床心理士 / 目白大学心理学部 准教授)

  • 新村響子(弁護士 / 日本労働弁護団常任幹事)

  • 歌川達人( Japanese Film Project / 映像作家 )

  • 小西美穂(司会 / 関西学院大学特別客員教授 )

仲 修平(なか・しゅうへい)

明治学院大学社会学部准教授(社会学・社会階層論).東京大学社会科学研究所助教を経て現職.主な著書に,『岐路に立つ自営業―専門職の拡大と行方』(勁草書房,2018年)第34回冲永賞(公益財団法人労働問題リサーチセンター),共著書に『どうする日本の労働政策──いま社会政策に何ができるのか②』(ミネルヴァ書房,2021年),最近の論文に「自営業からみる社会保障制度の現在と未来」『社会政策』(2022年),一般向けのコラムとしては「自営業の変化と働き方」(日本経済新聞 経済教室やさしい経済学,2022年)がある

齋藤梓(さいとう・あずさ)

博士(心理学)、臨床心理士、公認心理師。
上智大学文学部卒業、同大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得退学。現在、目白大学心理学部心理カウンセリング学科准教授。専門は臨床心理学・被害者心理学。博士前期課程修了後、スクールカウンセリング、HIVカウンセリング、精神科クリニック臨床などに携わる傍ら、東京医科歯科大学難治疾患研究所にてPTSDへの持続エクスポージャー療法の治療効果研究に従事。2008年から現在まで、(公社)被害者支援都民センターに勤務。殺人や性暴力といった出来事によるトラウマやPTSDについて、心理支援や研究、教育を行う。著書に「性暴力被害の実際」「性暴力被害の心理支援」(金剛出版)など。

新村響子(にいむら・きょうこ)

弁護士
旬報法律事務所所属 2005年弁護士登録 
日本労働弁護団常任幹事

歌川達人(うたがわ・たつひと)

映像作家。主にドキュメンタリーのフィールドで活動する。大学卒業後、フリーランスとしてNHK番組やCM、映画の現場で働く。中編『東京2018 プノンペン』がFestival/ Tokyo18にて展示上映。短編『時と場の彫刻』がロッテルダム国際映画祭2020、Japan Cuts 2020などで上映。長編ドキュメンタリー映画『浦安魚市場のこと』が2022年12月より公開。一般社団法人Japanese Film Project 代表理事。

小西美穂(こにし・みほ)

関西学院大学総合政策学部 特別客員教授。元日本テレビ報道キャスター・解説委員。大阪社会部や政治部記者を経て、2001年よりロンドン特派員。帰国後、討論番組司会を数多くつとめた後、「news every.」キャスター。日々のニュースのほかジェンダーを専門分野に多数解説し、日本テレビ内のジェンダーチームたちあげにも関わる。2022年4月より現職。著書に「報道キャスターが現場で学んだ42の仕事術」など。

※本シンポジウムは、トヨタ財団 2021年度研究助成プログラム「日本映画業界におけるジェンダーギャップ・労働環境の実態調査」(代表:歌川達人)の助成を受けて開催します。

【JFP年間サポーターのお願い】
一般社団法人 Japanese Film Project は非営利法人のため、継続的な活動に際し、資金繰りが課題となっています。JFPでは、映画界の労働環境・ジェンダー格差改善に向け調査活動を継続していくため、年間サポーターを募集します。活動に賛同し、応援の寄付をいただけます際は、下記より、ご支援いただけますと幸いです。


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