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こどもの笑顔ラインプロジェクト

こんにちは。
JPB株式会社の行光(ユキミツ)です。


JPB株式会社とは?

まずは、JPB株式会社を紹介させていただきます。JPB株式会社は、2023年8月に設立し、JPB動物病院グループや老犬ホームスマイルフラワーの運営をはじめとした様々な事業を行っています。スタッフ全員の「想いを、実現する」ことで、私たちはより良い世の中を創造していきます。

こどもの笑顔ラインプロジェクト

「こどもの笑顔ラインプロジェクト」このプロジェクトを聞いたことの無い方が多いと思います。これは、マナーニさんという団体が、全国の小学生向けの犬を介在した学習プログラムを提供しているプロジェクトです。私がこの活動を知ったのは、つい数か月前ですが、お話を伺ったところ、すごく良いプログラムで、ぜひ全国の小学生に受けてほしいと感じました。今回、初めて見学させていただきましたが、アレルギーがある子や怖がっている子にもしっかり配慮されているとても勉強になる授業でした。

動物介在学習プログラムは海外では、すでに多く取り組まれていますが、日本ではまだまだ普及しているとはいえません。この学習プログラムを受け、犬と触れ合うことで、こどもたちの感受性が育まれ、命の大切さを学ぶことができます。こちらは、犬の目線で顔の上から撫でられるとどう思うか?というのを実際に体験している様子です。とても怖いですし、自分よりも弱い立場になって考えることの大切さを学んでいます。

大きな手の模型を用い、自分より弱い立場の気持ちを考えます。


下から手を出して、犬が怖がらないような接し方を学んでいます。


犬の肉球を数えたりしています。


犬の心臓の音を聞き、命について学んでいます。

他にも、言葉の通じない犬の顔写真の表情をみて、この子はどういう気持ちなのか?を考えることで、相手の立場になって考えることの大切さを学ぶ経験もできます。今回は2つの授業を見学させていただきましたが、犬を苦手だと思っていた子が、触れ合い始めてから約20分で普通に接するようになっていたりします。これは、とても面白い結果だと思います。大人になると、様々な情報によりどうしても先入観や固定観念ができてしまい、何かを始める前から諦めたり、取り組まなかったりしてしまいます。ペットと触れ合うことで、こういったことがなくなるかもしれませんし、誰に対しても相手の立場に立ってフラットに接することができるようになれるようになることも考えられます。

今回の授業で学んだこと

今回は、こどもとペットの触れ合いの大切さについて改めて学ばせていただけました。また、もう1つ大事な気づきが、「どうしてだろう?」と自分で考え、答えを出すことです。この授業では、なんで犬はこういう気持ちになるのだろう?こういう行動をするのだろう?と自分自身で考え、答えをだすことで考える力が身につきます。いつの間にか私たちが気にしなくなっていることも子供たちは不思議に思います。海外では、企業研修にも動物を介在している研修が沢山ありますが、そういった「考える力」を身につけるきっかけとしても、動物介在研修はとても有意義であると感じました。また、動物の気持ちを考えることで、自分自身の行動を振り返る貴重な経験にもなると感じます。コロナ渦で人とのコミュニケーションが減ってしまった中、少しでも動物介在学習や動物介在研修が広まれば、より良い社会づくりにつながると感じた1日でした。私たちも将来を担う子どもたちのために何をできるか、これからもしっかり考えていきます。以前、人と動物の触れ合いについてはこちらにも記事にしておりますので、もしよろしければご覧下さい。


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