あなたの夜に届きますように

眠れていますか？
そんな書き出しで手紙を送りたい人がいる。

私は彼女の名前も顔も知らない。

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眠れていますか？

あなたが記事を更新するのも、スキを押してくれるのも真夜中が多いから、私は何度もnoteを開いてはあなたを探してしまいます。そして新しい記事が流れてこないのを確認して “眠れているからだ“ と “書ける状況ではないのかも“ を行ったり来たりしています。

こういう形で手紙を書いていいのか、ずっと迷っていました。でも直接メッセージを送ってしまったら、あなたは会ったことのない私にも精一杯の心でお返事を書いてくれてしまうような気がして。今はその負担だけはかけたくないから、自分のnoteに思いを置いておくことにしました。きっと見つけてくれますよね。

あなたとは、おそらく年齢も過ごしている環境もまったく違います。なのに、なぜかあなたが私のnoteを読み続けてくれるように、私もあなたから目が離せませんでした。自分の心に正直で、揺れている時はそのままを言葉にし、かと思えば、幅広いジャンルの専門知識をわかりやすくまとめて読ませてくれる。大丈夫かなぁ と すごいなぁ を両方感じさせるあなたは、きっと とても魅力的な女性なのでしょう。

大きくストレスのかかる出来事が立て続けにあなたに起こった時、ご家族のために懸命に駆け回って解決していく姿を見せてもらいました。こんなふうに言われるのは好きではないかもしれないけれど、とても誠実な方なんだなと思いました。

少しして、あなたの体調不良を知りました。数日おきに更新されるnoteには、検査を受けたこと、そしてその結果が書かれていました。

あなたはこれから始まる治療のことも、いつものように明るく理路整然と書き連ねていましたね。でも強さの中には不安が織り交ぜられていて、私は胸がいっぱいになってしまいました。

私には何もできません。
どうしているのだろう、と思いを巡らせているだけです。

だから、精一杯 祈ろうと思います。

あなたの目に映る世界が、心にある思いが、
どうか明るいものでありますように。

どうか順調にご回復されますように。

あなたのアイコンを見つけられる日を心待ちにしています。

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こちらに参加させていただきます。

この企画に出会えなければ、届けられなかった思いでした。
うたさんに、迷いを晴らしていただきました。

背中を押していただき、本当にありがとうございました。