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埼玉、長瀞の美しい水。藤﨑摠兵衛(ふじさきそうべえ)商店


▶︎長瀞蔵 あらばしり 純米吟醸
📍埼玉根県 秩父郡 長瀞(ながとろ)
🏯藤﨑摠兵衛(そうべえ)商店
🌾さけ武蔵

精米歩合:60%
アルコール:15%

微発泡。青リンゴや洋梨の様な香り。
フレッシュで軽い飲み口、繊細で綺麗なとっても美味しいお酒。
秩父の豚味噌、鮎の塩焼き、いのしし鍋と合わせたい。

【株式会社藤﨑摠兵衛商店】
1728年創業。
2014年に経営不振から酒造りを休止。
翌年に鹿児島の濱田酒造株式会社の事業支援を受け復活。
2018年9月には「寄居」から「長瀞」に蔵を移転し、
「日本酒醸造研究所・長瀞蔵(ながとろぐら)」を構え、新たに酒造りを開始。


日本でもトップクラスの日本酒出荷量を誇る埼玉。

国税庁によると
兵庫・京都・新潟に続き、埼玉県は清酒の製造数量で全国4位となっている。

しかし「埼玉は酒どころ」というイメージはあまり浸透しておらず。
もっと多くの人に埼玉のお酒の美味しさを知ってもらいたいと、長瀞蔵は「埼玉でしか造れない地酒」にこだわっている。
原料となる酒米は「さけ武蔵」などの埼玉県産のみを使用。
仕込み水は名水百選にも選ばれている長瀞風布地区に湧き出す湧水。

さらには蔵人も埼玉県民で構成されている。
酒造りも日々進化していて、より良い技術や新しい造り方が出てきている。

長瀞風布地区に湧き出す天然水は、
名水百選にも選ばれている清らかな水。

やや軟水で発酵具合が落ち着き、
仕上がるお酒は少し柔らかく、落ち着いたお酒になるという。

【さけ武蔵】
県内で12年の歳月をかけて開発された新しい酒米。
特徴は溶けやすく、扱いにくい面があるが味にふくらみがありきれいな酒質になる。

良質の麹ができる米で、純米酒など高級酒に多く使用される。
埼玉県内にある17の蔵元が「さけ武蔵」を使用したお酒を製造している。


埼玉県は2005年に「彩の国酒造り学校」を開校。
県内の若手酒造技術者を集めて研修などを行い、醸造技術の向上に務めている。

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