S男#2 - 4話

Sと毎日のように話し始めて1ヶ月ちょっとたち、私たちはお互いに心地よく、お互いのことを知り、私はそろそろ会ってもいいかな、いや会いたいと思うようになる。まず初めて会うときはレストランやカフェ、公共の場所で会うようにしている。が、Sは2時間先に住んでいるので、ちょこちょこ会って慣れていくという方法をとるのは勿体無い気がした。と言うことをSに言うと、whatever you feel comfortable, we will do that.と言ってくれる。私はSとあって、すぐにでもハグしてキスをしたい。と、伝えると、じゃー僕の家に来て、セックスなしのハグとキスだけすればいいじゃない?と言うと、そんなんで終わると思う?と私は言う。家に行ったら、確実にするよね、って。

都合よく、1週間後に、一日中1人でいる時間ができたので、私が会いにいくことができるとSに伝える。彼はとても喜んでくれた。お互い楽しみだね〜と話をし、家に行ったら何をしたいか話をする。ゲーセンのマシーンで遊びたい、レコードを聞きたい、お昼は何食べる?など、詳細をイメージして楽しんだ。あと、不安なこともあると、お互いに良い、できるだけあった時に不安にならないように話し合った。
私は、体型のこと、セックス自体のスキル。彼は、私を満足させることができるか、など、お互いに緊張する要素がある。でも、それを私は楽しむ。Dの時にも思ったが、新しいこと、緊張することなんて、そんな頻繁にない。ドキドキするって素敵な気持ちだと思う。

会う日がやってくる。私は朝、家族に友達と遊んでくると告げ、車に乗って2時間運転し、Sに会いにいく。運転していると眠くなるが、ドキドキするのを楽しみ、彼に何時につくとメッセージする。

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