アメリカの医療費がバカ高い現状 その理由

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平均寿命と1人当たり医療費の比較
(1970~2018年)
(このグラフは縦軸が年齢、横軸が医療費になっている。表データからグラフに変換した祭に、行列変換をした方がよい。)


1970年から2018年までの各国の平均寿命と一人当たり医療費の関係を調べると、米国が異常値として際立っていることがわかる。米国の医療制度は、そのユニークな課題で高い評価を得ている。一流の医療従事者、最先端の技術、専門知識を誇る一方で、医療サービスを受けるには、特に保険に加入していない人にとっては、法外な費用がかかることが多い。雇用を通じて保険に加入している人でさえ、患者から可能な限り搾取するように設計されていると思われる、高額な免責金額や天文学的な病院代と格闘しなければならない。

たとえば、複数の骨折を負った後、救急車での搬送を断り、どの病院がネットワーク内かを調べてからウーバーでの搬送を選んだ友人がいた。私自身の経験では、野良犬に噛まれた後、痛みを伴う狂犬病の予防注射を4回受ける必要があり、3万ドル近い請求が来た。その結果、3万ドル近い請求が来た。保険会社と粘り強く交渉し、保険料を減額してもらうのに1年以上かかった。今日に至るまで、請求書や「至急対応」と書かれた通知書が郵便受けに入っているのを見るたびに不安を感じる。

それとは対照的に、韓国で生活していたとき、胃のウイルスで1日入院し、点滴治療を受け、英語を話す医師による総合的な診察を受けても、支払った費用は20ドル以下だった。また、抗てんかん薬が必要な友人は、米国では1カ月分で1,000ドル近くかかるのに対し、韓国では同じ薬が1年分でわずか50ドルだった。

以下は、米国の病院で請求される費用が異常に高額になる10の例である:
(日本なら病院内の包括的経費で落とすような細かい消耗品、どの患者にも共通して行う医療行為も、作業分解して別々に、患者に請求が上がる。それも多くは時間差を置いて請求書が届くのであろう。請求漏れがないかしっかり精査してから。)

1.タイレノール:1錠あたり15ドル
(アメリカで市販されているアセトアミノフェン系解熱・鎮痛剤)
2.患者の持ち物袋(多くの場合、食料品袋):1袋につき8ドル
3.ティッシュ1箱:1箱につき8ドル
4.医師用手袋:滅菌されていないもの1組につき53ドル
5.薬用プラスチックカップ:1個につき$10
6.手術用マーキングペン:1本につき$17.50
7.血圧計:1回につき$20
8.経口投与料:1回につき6.25ドル
9.手術室でのヘッドライト使用:93.50ドル
10.皮膚消毒用綿棒およびアルコール:1本につき23ドル