歌手シアネド・オコナー 抗議のステージ

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シネアド・オコナー(Sinéad O'Connor アイルランドの歌手)は、その印象的な歌声で90年代初頭にポップ界のスーパースターとなった一方、児童虐待、戦争、そして組織的な宗教に対する大胆な公の姿勢でニュースを賑わせ続けた激烈なシンガー&ソングライターだが、今年7月56歳で他界した。


1992年10月3日、シネアド・オコナーは『サタデー・ナイト・ライブ』のパフォーマンス中、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の写真を破り捨て、ロックフェラー・プラザ30番地の観客と全米の視聴者を驚かせた。

オコナーは、最近のアルバムからの曲ではなく、ボブ・マーリーの曲「War」のアカペラ・バージョンを歌い、SNL番組スタッフを驚かせた。彼女は、この曲の激しいパフォーマンスを披露した。

この曲は、人々を「人間以下の束縛」に拘束する「無価値で不幸な体制」を非難するもので、歌詞の一部を変えて特に児童虐待について言及した。最後に、オコナーはローマ法王の写真をカメラに向け、「本当の敵と戦え」と言いながら、その写真を切り裂いた。

観客は終始無言だったが、NBCによると、その後数日間に1000人近い怒りの電話があり、オコナーを支持する電話も7人あったという。

シニードのふざけた態度は、会長には気に入らなかったようだ。オコナーのスタント後にニュージャージーで行われたコンサートでは、フランク・シナトラがこの歌手に対して暴言を吐いた。"彼女が男だったら、ケツを蹴り上げてやりたいね。体型を維持するために子供を殴るに違いない "と。

怒りの声にもかかわらず、オコナーは自分の行動を貫き、「非常に困難な真実、すなわち母国における児童虐待の蔓延に向き合いたい」と明言した。アイルランドのカトリック教会における虐待の程度を、ほとんどのアメリカ人が把握するまでには、まだ何年もかかるだろう。

(ジャニーズ性犯罪負の遺産も児童虐待だ。こちらの解決できない解決策も、何年もかかる。)