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「人生テーマ」に沿って

昨日、日仏夫妻がフランスから日本に帰国しており、家に寄ってくれたので一緒に夕食をともにしました。

数年ぶりに日仏夫婦に会ったのですが、フランスに住んでいた頃はコロナにより外を出歩くのもなかなかできず、人との交流もなかなかできず大変だったとのことです。

僕も以前フランスに住んでいましたが、フランスに残りたくても仕事の関係や、ビザの関係から残れなかった友人も多数いますし、運よくなのか今でもフランスでサバイバルしている友人もいます。

僕自身もフランスに滞在中に、一度は本当に日本に帰国することなく、海外で生きる道も模索したこともありました。けれども、家族もあり異国の地で仕事を見つけるのは結構大変だという現実もあり、断念しました。

また、「フランスに滞在できた人」「できなかった人」の違いはなんだろうかと何度か考えたことがありますが、僕の中ではその人がフランスと縁があったかどうか、フランスに滞在すべき運的なものが大きかったのではないかと思います。

もちろん努力することやビザ取得のためにたくさんの書類を準備するなど必要なことはありますが、それ以上に「何か」があるのではないかと思います。

昨日会った日仏夫妻の奥さんも、旦那さんと出会わなければ、かなり優秀な方なので、今頃はどこかの国際機関でバリバリ働いていたのかも知れません。けれども出会い結婚したことで、現在はフランスで暮らしています。

また最近、積極的に人に会うようにしていますが、会う人会う人がそれぞれが課題を持っており、本質的には「どうすればより人生が開けるか」ということを考えているのではと感じます。さらに深堀すると会う人会う人が、それぞれの「人生テーマ」というものがあるような気がします。

この人は、この自分の人生を通じて、こういったことを体験したいのではないか。また別の人はこんな課題に取り組みたいから、今の状況を経験しているのではないかと思えてきます。

結論、人それぞれの人生テーマに沿って生きることが、自分らしく自然に生きれるのかなと思うようになりました。隣の芝生は青いように、他人と比べるとあまりいいことはないので、「自分の人生を歩む」この覚悟というか、悟りともいうか、そんな境地に達することで、人は生きやすくなるのではないかなと思っています。

そんなことを日仏夫妻と話したことがきっかけで考えていたことです。



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