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ろうし(老子)のはなし~水のような生き方~

東洋・日本思想はじつにおもしろい。

今から2,500年以上前に書かれている内容でも、色あせることなく、今を生きる僕らに響く内容となっている。

東洋・日本思想といっても、色々あるけれど、今日は最近学んだ

ろうし(老子)

の一部を紹介してみようと思います。

老子がいつどこで書かれたとか、そういう固いことを書いても、だれもみてくれやしないんで、大事な内容だけ書きます。(笑)

ろうしはこう言っている。

<上善は水のごとし。水は善く万物を利して争わず、衆人の悪(にく)む所に処(お)る。故に道に幾(ちか)し>

ううむ。わかりますかね?この脱力感。(笑)

大事なところだけを超訳すると、

<最上の善となる在り方というものは、水のようである。水は、あらゆるものに恵みを与えながら、争うことがなく、みんながいやだと思うような、低いところに、下へ下へ、行こうとする>

って感じですね。

人はみんな上へ、上へ行こうとする。自分が、自分が!って生きようとする。我さきに。

でも、そこで敢えて、自分をへりくだってみる。謙虚に生きてみる。

水の流れのように、下へ下へ。

つまり、周りの人が、成功できるように、成長できるように、みんなの利益を優先で、自分のことは後回しにしてみる。

人がいやだと思うような、仕事も率先して引き受けてみる。

なかなか簡単にできることではありませんが、だからこそ、目指しがいのある境地ですよね。

で、結果として、そういう人こそ、最終的には周りの人から自然と頼られ、自分が自分が!!とアピールなくても、自然と人の上に立つリーダーになっていく。

自分も、そういった、いい意味で脱力感のある水のような、しなやかな生き方をしていきたいですね。

いかがでしょうか。

このような学びや知恵がなければ、そこを目指すこともできないので、こういう学問をしていくことは大事だと思います。

東洋思想と聞くと固いイメージがあり、まあ実際固いところはあります。(笑)

なので、自分が学んだ事を、noteを通じて、できるかぎり分かりやすく、気楽に書いていければなと思います。

以上です。よい一日を!

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