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久遠つづり
2023年2月6日 16:09
肺を蝕む煙膝から崩れ落ちた春書き綴った透明な言葉空を泳いだ白鯨痛みわけのように呟いた「おかえり」あの日手を伸ばして掴んだ夕日手のひらでその輝きが沈むのを僕は待っている命が点滅する夜この星にひとりぼっちの命がたくさん光っていた夜景に負けた心臓の光がこの街を照らしている僕たち、あと幾つの夜を越えられるだろう僕たち、あと幾つの朝を迎えられるだろう光り続けるこの心臓は痛む時