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こころの声。


怪我なんてどこにもしてないのに

『痛いな』とそう思うとき

優しく自分を抱きしめる

そっと心が壊れないように


どこかで誰かのふとした言葉に

いつかの誰かのふとした行動に

傷ついた心が痛みを知らせる

ずっとあなたを守るように


古傷から負の感情が溢れて

ジクジクとかさぶたが痛んだら

大切な誰かから絆創膏をもらう

きっといつか癒やされるように


大粒の涙が矢継ぎに頬を伝うのに

心は微動だにもしないときは

氷となった感情を柔く抱きしめる

きゅっと心が温まるように




 ふと「自分の心の声って気づきにくいものだな」と思い書き留めたものです。

 誰かの想いや感情には敏感でも、自分のこととなると途端に鈍くなってしまうのが不思議です。

 きつくなる前に、辛くなる前に、自分を労われると楽に生きれそうだなと思いつつ、できずにいる今日この頃です。




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