マガジンのカバー画像

POEM

29
詩的なものをまとめました。
運営しているクリエイター

#時間

諦めきれなくて…

目に映る 掛け替えのない君の笑顔は “今日”だけのもの さよならを言いたくなくて 掠れた声で “また明日” 笑っているのに 胸が痛いや 都合の良い夢ばかり見て 救いたいのは 自分のココロ 何度目だろう? どんなに足掻き藻掻いても なく未来だけは変えられない 不可能だって言われても 我儘だって分かっていても 赤じゃなくて真っ白な 君と笑える “明日”が欲しい ねぇ大好きだよ 繰り返される “また明日” 追記:“もしも時間を巻き戻せたら”    

【詩】君が花。

花の香纏い、君は咲く。 瑞々しくも、艶やかに咲く。 紅さして、君は咲く。 高まりながら、鮮やかに咲く。 優しさ宿し、君は咲く。 たどたどしくも、柔らかに咲く。 光を帯びて、君は咲く。 彩り添えて、華やかに咲く。 追記:花を見ながら、ふと書いてみた 詩です。 始まりの季節である、春。 其々に動き出す人々も、咲き誇る花々も、 その姿は美しく映えますね。 一歩ずつ前へ踏み出す季節が、春。 私達に与えられるものは平等ではなく、 時間ですら不平等なのかもしれません。